◆サッカー北中米W杯▽1次リーグC組第2戦 ブラジル3―0ハイチ(19日、フィラデルフィア競技場)

 ハイチ(FIFAランク83位)が、ブラジル(同6位)に敗れ、1次リーグ(L)敗退が決まった。今大会での敗退決定はハイチが1号となった。

 前半23分にブラジルFWクニャに先制を許すと、同36分にも再びクニャ、同アディショナルタイム3分にはFWビニシウスに得点を許し、前半だけで3失点を喫した。

 ハイチは第1戦のスコットランド戦で、0―1で敗れていた。初出場の1974年大会では成し遂げられなかった53年越しのW杯初の勝ち点獲得と、決勝トーナメント進出へ勝ち点3が欲しい第2戦だったが、後半も得点を奪えず優勝候補に屈した。

 本大会へは、ホンジュラスやコスタリカを抑え、北中米カリブ海予選を突破。1974年大会以来2度目の出場となった人口約1150万人のカリブ海の島国。ギャングの活動が激しく、治安悪化のため国内選手の招集ができないなど代表の活動への影響は少なくない。W杯予選では情勢不安のため、フランス人指揮官のミニェ監督が就任から1年以上経過した後も入国できず、ホーム開催ができないハンデを抱えていた。

 それでも、今大会から出場国枠が増えたことに加え、米国、カナダ、メキシコが開催国枠での出場となったことで巡ってきたチャンスを生かし、北中米カリブ海W杯予選を突破した。

 初出場した74年西ドイツW杯は3戦全敗。敗退は決定したが、52年ぶりの大舞台で初の勝ち点を目指して残り1試合を戦う。

 ◆ハイチ(13大会ぶり2度目) FIFAランク83位。初出場した1974年西ドイツW杯は3戦全敗。

フランス出身のセバスティアン・ミニェ監督が指揮。イングランド・ウルバーハンプトンMFベルガルドが攻撃の中心。北中米カリブ海3次予選C組6勝2分2敗で1位通過。首都はポルトープランス。カリブ海にあり、北海道の約3分の1程度の約2・8万平方キロメートル。人口は約1150万人。世界の最貧国に分類され、ギャングの活動が激しく治安が悪い。言語はフランス語など。五輪は1928年にアムステルダム大会で銅メダルを獲得してからメダルなし。

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