カーリング女子で2月のミラノ・コルティナ五輪代表のフォルティウスでスキップを務める吉村紗也香が24日、チームの公式サイトで現役引退を発表した。引退後は、フォルティウスに残り、広報活動などを行っていく考え。

 吉村は、常呂高、札幌国際大で活躍。その後、北海道銀行フォルティウスに14年ソチ五輪後に加入した。18年平昌、22年北京と2大会連続で五輪を逃し、21年11月末に北海道銀行との契約が終了。その後、クラブチームとして再出発した。23年12月に第一子となる男児を出産。24~25年シーズンに2季ぶりに復帰し、悲願の初五輪代表を手にしていた。

 ◆吉村と五輪 

 ▽10年バンクーバー大会 09年11月に行われた3チームで争う代表決定戦に同級生とともに常呂高のメンバーとして出場。チャレンジマッチでチーム長野に1勝2敗で破れ代表を逃す。優勝はチーム青森。

 ▽14年ソチ大会 13年9月に4チームで争う世界最終予選日本代表決定戦が行われ、札幌国際大として出場。1次リーグ2勝4敗で敗退した。北海道銀行が優勝し、最終予選で五輪代表を決めた。

 ▽18年平昌大会 16年日本選手権3位、17年日本選手権4位に終わり、2大会の優勝チームが進む17年9月の代表決定戦に進めず。日本代表はロコソラーレ。

 ▽22年北京大会 21年9月に五輪世界最終予選代表決定戦に北海道銀行として出場。平昌五輪銀メダルのロコソラーレと戦い、先に2連勝したが、その後3連敗して涙をのんだ。

 ▽26年ミラノ・コルティナ大会 日本選手権を制し、25年9月の日本代表決定戦に出場。SC軽井沢ク、ロコ・ソラーレとの三つ巴を制し、日本代表に。同年12月に行われた8か国が参加した五輪最終予選に出場し、1次リーグを6勝1敗の2位で通過。プレーオフでノルウェーに6―5で勝利して悲願の五輪代表権を手にした。五輪では2勝7敗で8位。

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