アマチュアボクシングで昨年度の選抜、総体(インターハイ)、国スポの高校3冠を達成した古城佑馬(こじょう・ゆうま、18)=帝拳=が24日、東京・後楽園ホールでB級(6回戦まで)のプロテストを受験した。25日に合格発表が行われ、合格すれば今冬にもフェザー級かスーパーフェザー級でプロデビューする予定だ。

 身長179センチの長身サウスポー・古城は、日本スーパーバンタム級2位の福井勝也(29)=帝拳=と3ラウンドのスパーリング。右ジャブを上下に打ち分け、激しい打撃戦を見せた。「中学3年時以来の後楽園ホールだった。ディフェンスやスピードを意識して、自分の距離でいいスパーリングができた」と振り返った。

 アマチュアでは、福岡・豊国学園高3年時の昨年、選抜でライトウエルター級、総体と国スポではライト級を制し、高校ボクシング界の頂点に立った。アマチュア戦績は49戦45勝(29KO/RSC)4敗。

 今春の高校卒業後に単身で上京し、帝拳ジムの門をたたいた。「見学に行かせてもらった時に、めちゃめちゃいい雰囲気で練習されていた。ここで練習したら、もっと強くなれるなと思った。高校を卒業して、大学に行くかプロに行くか迷っていた時に、もうここしかないなと思った」

 プロでの目標は、もちろん世界王者だ。「プロになって、一戦一戦しっかり勝ち続けていって、日本タイトル、世界タイトルを目指せるように、これからも努力を続けていきます。世界チャンピオンを目指して頑張ります」と力強く誓った。

豊国学園高は、元WBA世界スーパーフライ級王者・鬼塚勝也氏を輩出している。古城も、現在は画家として活躍する鬼塚氏の個展に足を運んだり、鬼塚氏から服やバッジなどをもらったりしたという。

 同学年のアマ9冠・藤木勇我と高校3冠・片岡叶夢は、すでに大橋ジムからプロデビューを果たしている。同世代の逸材がプロの世界へ歩みを進める中、高校3冠・古城も名門・帝拳ジムから世界へと羽ばたく。

 ◆古城 佑馬(こじょう・ゆうま)2007年10月15日、山口・下関生まれ。豊国学園高3年時に選抜のライトウエルター級、総体と国スポのライト級で優勝し、高校3冠達成。アマチュア戦績は49戦45勝(29KO/RSC)4敗。身長179センチの左ボクサーファイター。

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