サッカー日本代表は25日(日本時間26日)、北中米W杯の1次リーグの戦いを終え、29日(同30日)から一発勝負の決勝トーナメントに挑む。お笑いコンビペナルティヒデがスポーツ報知の取材に応じ、北米の地で戦うサムライブルーについて熱弁した。

前編では、グループステージ3戦の戦いを振り返り、それぞれの試合のポイントや個人的MVPを挙げてもらった。(取材・構成=古本 楓)

 4年に1度のW杯。ここまでほぼ全試合見ています! 睡眠よりもW杯優先。今回の3か国共催は賛否あるかもしれませんが、チーム数も増えたし、非常に楽しめてます。

 僕は1978年アルゼンチンW杯から見てますけど、(当時は)出場するのは夢のまた夢。だから、国全体が盛り上がるのはいいですし、だんだん(熱狂が)広がっている感じがしてうれしい。お祭り感も好きです。

 初戦のオランダ戦、偉そうなことを言う立場じゃないけど、大したもんだなと思った。準優勝3回しているチームですから、追いついたのはすごかった! まあ、あれ(鎌田大地の同点弾)は(小川)航基選手のゴールですね(笑)。結局、W杯って実力だけじゃダメ、絶対に運も必要。「これは(流れに)乗るぞと思いました! 欲しかった勝ち点1も取れたので。

 どんなチームでも優勝する時に必要なのが、絶対的なエース。

2戦目のチュニジア戦では(上田)綺世選手が2ゴール! 2点目のヘディングなんて普通なら足つりますよ。日本の歴代ストライカーの中でも、五角形(能力のバロメーター)が一番いい選手じゃないですか?

 チュニジアも予選は9勝1分け。相手が弱いとか言われてますけど、負けなしでクリーンシートでいくチームは強いはずですし、そこに4ゴールですから。昔から思うと考えられない。うれしいし、今の若い人たち選手すごいなって思います。

 スウェーデン戦、僕の中のMVPは田中碧選手。先制点演出した堂安(律)選手も、10番背負っていて気も強い。自分でシュートを打つ可能性もある中、(前田大然への)パスを選択して、確実にゴール取る方を選んだ。4年前からの成長です。W杯行く前に連絡した(長友)佑都選手が出た時は、僕の方が先に「マンマミーア!」って言ってました(笑)。(長友に)取られちゃいました、さすがです(笑)。

 (長友選出に)賛否あると思うんですよ。

でも名波(浩)コーチも言ってましたけど、必要なんです。W杯は普段の試合と全く違って、別の魔物がいるという時に経験者が落ち着かせたり、「ハーフタイムの時はこうした方がいい」って言ったりする人が必要。(芸能界でも)番組プロデューサーとか演出家、ディレクターが言うよりも、同じ舞台やテレビに出ている先輩が言った方が若手も落ち着けたりする。やっぱり必要な26人が選ばれている。

 これで欧州には11戦連続で負けなし。僕は森保さんのチャレンジ精神が大きいと思う。(昨年9月に行った)アメリカ遠征が大きいなと思っていて、戦術もそうですけど、ハイプレスにいくのかブロックを引くのかとか、システムも変えて色々試してて、本大会までに色々な課題を見つけていた。

 そして、今までいないところの一つは、選手と監督のコミュニケーションが取れているところ。ヨーロッパの監督は絶対みたいなところがあるけど、森保さんはそうじゃなくて、ちゃんと降りてきて、一度耳を傾けてくれる。膝を付け合わせてくれるっていうところが大きいんじゃないかなと思います。

 3戦通じてのMVPは、ずっと出てしっかり守り切ったっていう部分で(鈴木)彩艶選手じゃないかな。彩艶選手いなかったらもう少し勝ち点落としてたかも…。

出ずっぱりで、そんなに目立ってはいないけども、必要不可欠で汗をかく。芸能界に例えると、麒麟の川島(明)かな。ボールのようにどんなボケも拾うし攻撃の起点にもなる。キーパーが足も手も使えるように、川島はボケもツッコミも器用だしピッタリだと思います!

 グループステージは通過することが全てなので安心しました。次のブラジル戦は総力戦。W杯の本大会はここからです!(お笑い芸人)

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