6月28日の函館5R・2歳新馬(芝1200メートル=6頭立て)は、単勝1・3倍の圧倒的支持を集めたシグレ(牝、栗東・武英智厩舎、父トワリングキャンディ)が逃げ切り勝ち。2着には2番人気のショパンコンクール、3着はウメヒナタが入った。

勝ち時計は1分9秒3(良)。

 デビュー前から注目されていた快速娘が、前評判通りの能力を見せつけた。初速の違いから逃げの手に出ると、マイペースを刻み楽な手応えのまま直線へ。後続は追走が一杯になるなか、持ったままで引き離して6馬身差の圧勝。栗東・坂路で50秒台、51秒台の時計を出すなど新馬離れのスピードを誇るが、レースでも能力を発揮した。

 武豊騎手は前日の函館7Rに続いて2日連続の勝利。自身の公式ホームページでJRA、地方競馬、海外競馬の総勝利数が24日時点で4994勝と明かしたが、これで4996勝となった。「すごく真面目で一生懸命に走る子で、とにかくバネの利いた、いい走りをします。僕は乗っているだけでした。まだまだ良くなりそうです」と高いポテンシャルを評価した。

 管理する武英智調教師は「まだしっかり(追い切りで)追っていないので、競馬に行ってどうかというのはありましたが、いいスピードを見せてくれました。(鞍上の)豊さんも『真面目すぎると良くないので、メイケイエールみたいにならなければいいね』と冗談まじりに言われましたが、そのくらいスピードがあればいいなと思います。

この後は函館2歳S(7月19日、函館)予定です」と3週間後の2歳重賞に引き続き“レジェンド”とのコンビで臨む意向を明かした。将来有望な2歳牝馬が北の大地で誕生した。

編集部おすすめ