【ヒューストン(米テキサス州)30日=岡島智哉】日本代表は北中米W杯決勝トーナメント1回戦ブラジル戦(1●2)の敗戦から一夜明け、宿舎で選手26人全員が取材に対応した。FW塩貝健人は「インスタを見ればわかります」と、誹謗中傷を受けている現実を明かした。
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ブラジル戦で出番なしに終わったFW塩貝健人は「試合に出た選手はやるべきことをしっかりやってくれて、本当にすごいいい試合ができたと思う。そこに(自分が)貢献できなかったことは悔しい」と心境を明かした。
A代表通算1試合、サプライズ招集という立場で26人のメンバー入りを果たしたが、途中出場1試合のみに終わった。「この借りは絶対に返さなきゃいけない。W杯で悔しい思いをしたので(借りは)W杯で返すしかない」と気持ちを新たにした。
報道陣にW杯の影響力を問われると「それは僕のインスタを見ればわかります」とコメント。ブラジル戦前の自身の発言がブラジル国内で炎上し、塩貝のインスタグラムの既出投稿のコメント欄には、多くの誹謗中傷のようなコメントが届いている状況だ。
塩貝は「今さらあの発言を撤回しようとかはない。僕らは負けたので。どういう声があろうと、それはしょうがない」と意に介さず「言われたままでは終わらないぞ、というところ」とうなずいた。
21歳の塩貝にとっては、この経験を今後のサッカーキャリアに生かすことが使命とも言える。才覚あふれるアタッカーは「本当に貴重な経験だった。
◆塩貝の発言を巡る動き
6月26日に、ブラジル代表の印象について「昔は強かったけど、今はどうなんですかね」と答え、日本戦5戦9発のネイマールについても「それは昔のネイマールじゃないですか。今は大丈夫だと思います。今の(日本の)センターバック陣も、すごくいい選手がそろっているので」と発言した。翌27日にブラジル各紙が塩貝の発言を一斉に報じ、一部メディアが特にネイマールへの発言を「傲慢(ごうまん)な物言い」と批判した。試合前の会見では主将のマルキーニョスが「傲慢さを感じる」とコメント。試合後、FWクニャがFW塩貝健人に向けて手を広げ5本の指を示して優勝回数を誇示した。塩貝は「ブラジルが弱いと言いたかったわけではない」とし、意図しない形で伝わったことを反省した。

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