テレビ東京は2日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、6月20日に亡くなった歌手で俳優の美輪明宏さん(享年91)について言及した。

 美輪さんは同局で2008年から放送中の「ありえへん∞世界」に、ゴールデン進出後の10年から出演していた。

吉次宏志社長は「美輪さんには『ありえへん∞世界』に長年ご出演いただいて、我々にとって大変ありがたい存在だった」と感謝した。

 さらに「美輪さんは希代の表現者」とし、「謹んで哀悼の意を表したい。日本の芸術文化に与えた影響は非常に大きい」と追悼。美輪さんが1964年に発表した「ヨイトマケの唄」は歌詞の表現から長年にわたって“放送禁止歌”とされたが、吉次社長は「美輪さんの表現者、芸術家としての作品は、人権などのいろいろな問題を我々に突きつけた。あえて申し上げれば、テレビ局の事なかれ主義をも想起させられるような人生だった。やってきたことの足跡の大きさを強くかみ締めて、改めて哀悼の意を表したい」と述べた。

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