◆第129回エクリプスS・G1(日本時間7月4日、英国・サンダウン競馬場・芝1990メートル、良)

 英国競馬で上半期の総決算レースが、7頭立てで行われた。ライアン・ムーア騎手が騎乗した単勝1・7倍で断然1番人気のコンスティテューションリバー(牡3歳、愛国・エイダン・オブライエン厩舎・父ウートンバセット)が勝利。

5連勝で仏ダービーに続く2戦連続のG1制覇を飾った。初対決の古馬を圧倒し、これで6戦5勝。勝ちタイムは2分4秒43。

 3番ゲートからスタートしたコンスティテューションリバーは、後方で脚をためる形。最後の直線ではなかなか前があかなかったが、スペースができると一瞬で突き抜け、最後は3馬身差をつける完勝だった。Aオブライエン調教師は同レース10勝目で、ムーア騎手は6勝目。このコンビでは4連覇となった。

 レース後の馬上インタビューで、ムーア騎手は「彼は非常に優秀な馬だ。ものすごい能力を持っている。これまでのキャリアで、一度もミスを犯したことがない」と振り返った。また、レーシングTVの動画インタビューなどでAオブライエン調教師は「ライアンは『これまで、これほど素晴らしい馬に乗ったことはない』と言っていた」と明かした。

 5番人気で21倍のアボーイネームドスージー(オイシン・マーフィー騎手)が2着、4番人気で12倍のホークマウンテン(ウェイン・ローダン騎手)が3着に続き、3歳馬のワンツースリーとなった。

 エクリプスSの総賞金は100万ポンド(約2億1104万円=フランスギャロの2026年レートから換算)で、1着賞金は56万200ポンド(約1億1823万円)。日本調教馬の出走は1頭で、2020年にディアドラが5着になっている。

 大手ブックメーカーのウィリアムヒルは、同レースの結果を受けて凱旋門賞(10月4日、仏国・パリロンシャン、芝2400メートル)のオッズを更新した。コンスティテューションリバーは9倍で3番人気。1番人気は昨年の覇者のダリズで4・5倍。2番人気が昨年2着のミニーホークで8倍。日本調教馬の最上位人気はメイショウタバルとアドマイヤテラで、10番人気タイの26倍となっている。

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