◆JERAセ・リーグ 中日0―1巨人(5日・バンテリンドーム)

 巨人が、3連敗を阻止した。下位打線にテコ入れを行い、6月に支配下選手に再昇格した笹原操希外野手が今季2度目のスタメン起用され、プロ初本塁打で先制。

プロ1号が1-0の決勝弾となったのは、2025年6月29日DeNA戦(東京ドーム)の中山礼都以来となった。投げては井上温大が7回3安打無失点、8奪三振と好投。連続イニング無失点を20回1/3まで伸ばし、チームトップの7勝目を飾った。

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 得点力不足に悩む巨人打線。6月28日のDeNA戦(横浜)から4日の中日戦(バンテリンドーム)までの5試合で平均1・6点と問題は深刻だ。前日4日の試合後には橋上監督代行は週明けに1、2軍野手の入れ替えを示唆したほどだ。

 この日は上位3番までは変えず、ダルベックを4番に置き、前日まで4番だったキャベッジを6番に。7番には25日に支配下再契約を結んだ笹原を今季2度目のスタメンに起用。8番には増田大を6月20日の中日戦(東京ドーム)以来約2週間ぶりに抜てきした。

 嫌な空気を振り払った。0―0の2回2死、笹原が中日先発・金丸の初球・150キロの直球を捉え、右翼のホームランウイングに放り込んだ。スタメン起用に応える一撃に「とにかく塁に出ることを考えていました」とコメントした。

 笹原の一発が生まれたものの、巨人打線は金丸の前に苦戦した。1点リードの5回は先頭のキャベッジはバットを折られながらも打球を三塁へ飛ばし、全力疾走でセーフの判定。笹原が再び逆方向への右前打でチャンスを広げた。増田大が犠打を決め二、三塁。井上の投ゴロで三塁走者・キャベッジは三本間で挟まれ2アウト。一、三塁の絶好機で浦田にまわったが、初球からセーフティーバントを仕掛けるも打球は高く上がり三邪飛に終わった。

 投げては先発の巨人・井上は同球場での登板は昨年9月6日以来。初回から抜群の安定感を見せ、テンポよく中日打線を抑え込んだ。4回まで許した安打はわずか1本のみ。1点リードの5回2死で村松に左前打を許し、続く鵜飼の打球を三塁・増田大が後逸し一、二塁のピンチ。打者・金丸に対し高めのボールが続いたが、最後は二ゴロに料理した。 

 1点リードの6回、先頭の岡林の打球が遊撃・泉口への内野安打となり、田中に犠打を決められ1死二塁。

石伊を見逃し三振、細川に四球を与え2死一、二塁のピンチ。サノーを2球連続内角へのスライダーで空振りで追い込むと、3球ボールでフルカウント。7球目は内角低めの直球がやや外れ四球となり満塁。だが、最後は石川昂から空振り三振を奪いピンチをしのいだ。

 8、9回はリリーフ陣がしのぎ、巨人は3連戦3連敗を阻止。井上は7回3安打無失点、8奪三振で7勝目を挙げ、20回1/3連続無失点とした。

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