◆米大リーグ ドジャース4―3パドレス(3日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が3日(日本時間4日)、本拠地・パドレス戦に「1番・投手兼DH」でリアル二刀流出場。23年9月の右肘手術から復帰後最多となる110球を投げ、6回7安打3失点、9奪三振と粘投した。

7回にT・ヘルナンデスの満塁本塁打で逆転し、大谷の黒星は消えた。打者としては3打数無安打で7回に代打が送られて途中交代した。試合後は取材に応じ、途中交代の理由については「バイセップス(上腕二頭筋)ですかねちょっと気になるところがあった。明日出るかどうかというのは監督の判断になるかなと思います。いつでも出れるなら出たいと思いますし、いつも言ってますが、万全の状態でばっかり出るわけではないので。常に出たい気持ちはもちろんあります」と話した。

 初回は1番タティスに四球を与えると、2番クロネンワースの2球目まで6球連続ボールと珍しく制球が乱れた。結局クロネンワースにも四球で無死一、二塁とされると、1死から4番シーツにはスイーパーを捉えられて先制の右前適時打とされた。

 4回は先頭から簡単に2死を奪って10者連続アウトとしたが、6番メリルに対しての2球目、一度はストライクと判定された球は自動ボール・ストライク判定システム(ABS)、通称「ロボット審判」によってボールに覆った。2ボールとなり、直後の3球目。99・5マイル(約160・1キロ)直球をセンター左にソロ本塁打とされた。

 6回は2死一塁からボガーツに右翼線への適時二塁打を浴びて3点目を失った。

これ以上の失点は防ぎ、今季14試合目の登板で12度目のクオリティースタート(QS=6回以上自責3以下)と最低限の役割は果たしたが、防御率は1・79となった。大谷が110球を投げたのはエンゼルス時代の23年7月27日(同28日)の敵地・タイガース戦で111球を投げ、メジャー初完封した時以来だった。

 大谷は当初、1日(同2日)に先発予定だったが、その前日に登板日の変更が発表された。ロバーツ監督は「ちょうど13連戦の最中だし、彼に少しでも休養を与えられる機会があるなら、それを活用したいと。金曜日(3日)にズラしてもオールスターブレイク前にあと2試合は先発できるし、相手はいずれも同地区のチームになる。そう考えるとデメリットがない」と説明していた。

 前回6月24日(同25日)の敵地・ツインズ戦では捕手ラッシングと息が合わず、マウンド上で大谷が叱咤する珍しい場面もあった。この日、大谷はラッシングに配球を任せたが、首を振るシーンも目立った。

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