北中米W杯決勝トーナメント(T)2回戦(6日=日本時間7日)ベルギー戦を前日に控え、米国代表のポチェッティーノ監督が会見に出席。決勝T1回戦でレッドカードを受け退場になったエースFWバログンが出場可能になったFIFAの裁定を受け「歓迎されるべきもの」とコメントした。

 バログンは決勝T1回戦ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で相手選手を倒し、レッドカードを受け退場。本来なら2回戦ベルギー戦が出場停止となるが、試合前日のこの日になって、FIFAが「処分適用を一定の猶予期間を設けた上で停止する」との規定を適用する裁定を下し、次戦の出場が可能になった。

 裁定を巡っては対戦相手のベルギー協会が「驚きを禁じ得ない」と意見を表明。ガルシア監督は「今日がエイプリルフール知らなかった」と皮肉った。「FIFAに感謝」とSNSに投稿したドナルド・トランプ米大統領が、インファンティノFIFA会長に直接電話し再検討を申し入れたとの報道もあり大きな議論を呼んでいる。

 ピッチ外の騒音は騒がしくなっているが、ポチェッティーの監督は「このスポーツに真剣に取り組み、信倫理と高潔さを信じるのであれば、この決定は歓迎されるべきもの」とコメントした。裁定を知ったのは練習開始直前だったといい「(1回戦は)35分も10人で戦うことを強いられ、十分、罰せられた」と判定そのものだったとの考えを示した。異議申し立ての手続きには関与しておらず、政治的な圧力はスポーツに及ばされるべきではないとの立場は主張した。

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