◆女子プロゴルフツアー ミネベアミツミレディス 第3日(11日、北海道・真駒内CC空沼C=6700ヤード、パー72)

 6位から出た永井花奈(29)=ServiceNow=が1イーグル、7バーディー、ボギーなしで大会コース記録63をマークし、通算16アンダーの単独トップに浮上した。前週の資生堂・JALレディスでプレーオフの末に惜敗した悔しさを胸に、2017年樋口久子・三菱電機レディス以来9年ぶりの2勝目に王手をかけた。

首位で出た仲宗根澄香(34)=Sky=は71で回り15アンダーの2位。

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 会心の一打を、永井は自信を持って見送った。10番パー4。7アイアンを握った残り152ヤードの第2打は、手前から転がりカップに消えた。イーグルに両手を上げて喜ぶと、勢いは止まらない。直後の11番から4連続バーディーを奪い、さらに加速した。「上出来。100点以上かもしれない。精いっぱい頑張れた」。大会コース記録の63をたたき出し、単独首位に浮上した。

 前週の資生堂・JALレディスは単独首位で迎えた最終18番でボギーを喫し、7人によるプレーオフの末に敗れた。「自分のスイングは好きじゃないので見たくなくて、見ることを避けていた」という29歳は、敗戦から目をそらさなかった。

帰宅後、映像でプレーを1番からすべて見返した。「ああ、悪かったな…って。スコアだけ見たらすごく悔しいけど、見たら結果に納得できた」。スイングが詰まり、フォームが乱れていることに気がついた。インパクト後の方向性に意識を置くように修正したところ、ショットが上向いた。

 雪辱の機会は、想定外のタイミングで訪れた。「ビックリ。こんなに早く来るとは」と笑顔で言った。「スコアの目標を立ててやっていることが今季はいい方向にいっている。今週はまず20アンダーに乗せることが目標。そう簡単に負けてたまるかという気持ち」。今季は2位が3回。

9年ぶりの復活勝利へ、自分のゴルフと向き合うだけだ。(高木 恵)

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