◆JERAセ・リーグ 巨人6―1中日(19日・東京ドーム)

 譲れなかった。巨人の田中瑛斗投手が7回から2番手で登板し、わずか1点のリードを死守した。

 この日の先発は加入後初登板、初先発の小笠原。6回無失点と快投する姿を、ブルペンから必死に見つめていた。「気迫で抑えているところがさすがだなと。チームとして士気が上がった」。刺激をもらい、後を追うようにマウンドへ立った。

 先頭はサノー。味方の失策で出塁を許したが「いつも守ってもらっているので、カバーできたら」と心を燃やした。石川昂を見逃しの3球三振に仕留め、続くボスラーを遊ゴロ。代打・板山を申告敬遠で2死一、二塁としたが、最後は代打の高橋周をフォークで左飛に打ち取った。「絶対消せない勝ちだった。なんとかつなげることができてよかった」。相手打線を抑えると、強気だった表情は笑顔に変わった。

 この日は7回に登板。17日の同カードでは8回のマウンドに上がるなど、流動的な登板でも変わらず結果を残し続けている。「7回と言われても行けるように準備していた。(好投する小笠原の)波に乗って投げられたのでよかった」。頼れる右腕が、この日も勝利を支えた。

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