◆JERAセ・リーグ ヤクルト2―4中日(20日・神宮)

 中日は先発した高橋宏斗投手が、8回3安打2失点(自責1)の好投で今季2勝目。4月26日のヤクルト戦(バンテリンドーム)以来、約3か月ぶりの白星を手にした。

 5月31日のオリックス戦(京セラドーム)以来の1軍登板。圧巻の投球で、付け入る隙を与えなかった。ヤクルト打線を6回まで1安打無失点、6奪三振。150キロ台後半の直球に加え、スプリットやカーブがさえ渡り、二塁を踏ませなかった。

 だが、4―0の7回2死一、二塁だった。宮本に低め直球を右翼線に運ばれる二塁打を許し、味方の拙守も絡んで2点を失った。6回までわずか64球。自身2度目となる「マダックス」(100球未満での完封勝利)こそ逃したが、井上監督は「ボールの勢いやキレ、内容はすごくよかった。2軍にいた1か月半は無駄じゃなかったよねってことを言いたいですね」とエースの復調に、安堵の笑みを浮かべた。

 右腕の好投に応えるように、打線も奮起した。練習中に体調不良を訴えたボスラーに代わってスタメン起用した板山が、6号の右越えソロ。かつて中日に在籍していたウォルターズから先制点を奪うと、4回には、福永と板山の適時打で2点を追加した。

6回にも2死満塁から、岡林の押し出し死球で4点目を奪った。起用がハマった打線に、指揮官は「大当たりだったね。(ボスラーは)熱中症。明日はたぶん大丈夫って話をしている」と話した。

 不振で2軍調整が続いていたエースの復活劇を、打線がもり立て、チームは連敗阻止。借金を18に減らした。

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