◆プロボクシング ▽WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王座決定戦12回戦 〇同級3位・寺地拳四朗(判定)同級4位イスラエル・ゴンサレス●(7月20日、東京・両国国技館)

 WBO世界スーパーフライ級新王者の寺地拳四朗(34)=BMB=が、世界3階級制覇達成から一夜明けた21日、東京・新宿区の帝拳ジムで会見。日本人男子8人目の3階級制覇を達成した寺地は、「最終章のスタートに立ったので、ここから統一できればいい」と日本人初の3階級での複数団体統一への意欲を改めて示した。

 現在のスーパーフライ級は、WBA王者がデビッド・ヒメネス(34)=コスタリカ=、WBC王座は空位で、IBF王者は、先月愛知県で新王者となったアンドリュー・モロニー(35)=オーストラリア=。統一戦へのプランについては「流れに身を任せるぐらいの感じしかない。なるべく早く、すぐしたいな、というのはある。年内でもいければ、ありがたいです」と早期実現も視野に入れた。

 寺地は20日、世界挑戦が5度目となる同級4位イスラエル・ゴンサレス(29)=メキシコ=と対戦。2回と12回にダウンを奪い、ジャッジ3者が4~8点差をつける大差判定勝利を飾った。「シンプルに3階級制覇なのでうれしいのと、ホッとしているのがすごく大きい」と心境を明かした。試合後は「祝勝会に行って家に帰ってきて、ネコに『ちゅ~る』をあげて、LINEを見たりゴロゴロしていた。朝方2時間ぐらい寝られた」という。

 ライトフライ級とフライ級でWBA&WBC統一王者となった。初めてWBOの赤いベルトを手にし「けっこう重たい。WBCとかより重たい気がする。

あと(バックル部分が)トゲトゲしていて、たまに痛い。色的に、まだなじんでないですね。赤がまだ、ちょっと違和感ありますね」と抱えたベルトをなでた。

 会見では、同席した加藤健太トレーナー(40)が「課題も見つかったので、あしたから練習を…」とポツリ。寺地は「死にます。あぶない、あぶない」と笑顔で拒否する一幕もあった。

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