◆第108回全国高校野球選手権西東京大会▽準々決勝 東海大菅生4―5日大三(21日・神宮)
西東京では準々決勝2試合が行われ、部内の不祥事で春季大会を辞退し、ノーシードから連覇を狙う日大三が、9回2死から逆転3ランが飛び出す劇勝で4強入りを決めた。
球場を興奮の渦にたたき込んだ。
まさに“会心の一撃”だった。166センチ、63キロと小柄な体格。ランニング弾を除き、サク越えでの本塁打は人生初だという。
敗戦ムードが漂っていたベンチも土壇場での逆転に興奮状態。ナインが喜びを爆発させる中、三木有造監督(52)は冷静だった。浮かれるナインに「ここで終わりじゃない。9回裏、守らないといけない。ちょっとはしゃぎすぎ」と引き締めた。それでも試合後には「諦めない、と口で言いますけど、本当に諦めない。
2月にSNSの不適切利用で3か月の対外試合禁止処分を受け、春季大会出場を辞退。今夏はノーシードから勝ち進んできた。目指すは、昨夏準Vに終わった甲子園で頂点に立つこと。「自分たちのやるべきことをしっかりやる。一戦必勝でやっていけたら」と拳を握った高道。劇的勝利で弾みをつけた男たちが再び歩み始めた。(今井 隆太郎)










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