演歌歌手の丘みどりが映画「演歌の坂道」(ジャッキー・ウー監督、10月16日公開)で映画初主演を務めることが21日、分かった。同日に行われた製作会見に出席し、作品への思いを語った。

 丘は乾物店で働く高橋良子役。映画初主演に「今まで出演した映画は『本当に出演したのかな』というぐらい、ちょっとだったので、役作りするのも初めて。その人になりきって過ごせた時間だったので幸せでした」とかみ締めた。今作は「丘みどりにとって大きな転機になる作品」と語り、「演技を頑張っていきたいとは思っていて、声をかけていただいたのでありがたい」と喜びに浸った。

 今作は歌番組の出演をきっかけに歌手としてのキャリアが始まったが、日本武道館という夢を追うにつれて夫との距離は離れていき、人生最大の決断を迫られるヒューマンドラマ。意識したことには「乾物屋の女将(おかみ)なので、声を出しすぎないように気をつけた。『声はお腹から出すもんだ』みたいな感じで普段からやってるので、それとは真逆でした」と歌手だからこその苦悩を告白した。

 歌手デビューのキャンペーンシーンを演じた際には「自分がデビューしたときとすごく重なった。私もミニスカートをはいて『18歳演歌歌手です!』って、わりと荒いデビューをしているので(笑)。CDを1枚も買ってくれなかった時を思い出して切ない気持ちになったというか、20年前を思い出しました。すごい初心に帰りました」と振り返った。

 作品を通して届けたいことには「全体を通して“家族愛”ですね。

あったかい気持ちになれるシーンもたくさんあるので、今の時代だからこそ見ていただきたい。私自身、気合を入れて挑ませていただいたので、応援の程よろしくお願いします」とPRした。

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