芸能界屈指のサッカー通で19日(日本時間20日)に閉幕した北中米W杯の中継でも注目された元日向坂46の女優・影山優佳(25)がこのほど、スポーツ報知の単独インタビューに応じた。30日に初エッセー集「影まで愛して」を発売。

芸能活動10周年の節目に、胸の内に秘めた本音をさらけ出した。また、座右の銘の「笑っていれば、何とかなる」など人生観や独特の思考法も明かした。(有野 博幸)

 25歳にして芸歴10年。影山は自分なりの思考法で、10代から芸能界を歩んできた。象徴的なのが「結果は全て最初から決まっている」という思考だ。

 「どんなにオーディションで頑張っても、結果は同じなんです。だから、自分の裁量で生き方を決められる気がしていて。制約の中の自由を感じるんです」

 合格することもあれば、不合格もある。でも、それは初めから決まっていたこと。そんな理由からか「不合格でも落ち込むことはないですね。小一時間、文句は言いますけど、ご縁がなかったのかなと自分を納得させます」と涼しい顔だ。

 多くの演者が「避けて通りたい」と思うオーディションも「仕事の中で一番好き」と公言する。

「試されている感じがドンと来いと思う。勝ち気なところがあるんですよね。ヒリヒリするのが楽しい。緊張はしません」。見た目からは想像できないほど、力強く頼もしいメンタルを持ち合わせている。

 これまで遺書を何度も書き、机の引き出しにしまっている。「小さい頃から漠然と死への恐怖があった。だから、納得できるように言葉にするのが遺書。死のシチュエーションを(想像の中で)意図的に作り出して、『私が死んだら誰が悲しんでくれるかな』と思うと、自分にとって大切な人が見えてくる。そんなに重く受け止めているわけではないです」と前向きな効果を説明した。「自分がどう生きていけば、幸せに人生を終えられるのか。それを感じられる。

遺書は前向きに生きるためのツールだと思っています」

 座右の銘は「笑っていれば、何とかなる」だ。「自分が楽しく生きたことで、他の人の楽しさの量が減るわけじゃない。だったら、ハッピーに生きた方がいい」と理由を明かした。

 演劇が大好きで、今後の目標は女優として飛躍すること。9月9日からミュージカル「シークレットステージ」(24日まで東京建物ぴあシアター)でミュージカルデビューを飾る。市村正親(77)主演、渡辺えり(71)脚本・演出の豪華布陣による作品。「与えていただいた役割は期待以上で応えたい。大御所の方々に食らいついていきます」と意欲を燃やした。

 〇…影山は「DAZN」の中継ゲストとしてサッカー北中米W杯の会場から現地の興奮を紹介した。初めてW杯の会場に足を踏み入れ「日本サポーターの声量が大きくて驚きました。生で見るのが最高に楽しい。サッカーを愛する者として伝える責任を感じました」。

日本は決勝トーナメント1回戦で敗れたが「日本が本気で優勝を目指していることを世の中に浸透させることができた」と強調した。

 ◆影山 優佳(かげやま・ゆうか)2001年5月8日、東京都生まれ。25歳。中学時代にサッカー4級審判員の資格を取得。16年5月に「けやき坂46(後の日向坂46)」オーディションに合格。23年に卒業し、女優に転身。155センチ。血液型O。

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