◆第108回全国高校野球選手権大会第5日 ▽1回戦 花巻東4―2新田(9日・甲子園

 5年ぶり2度目出場の新田(愛媛)は4年連続14度目出場の花巻東(岩手)に敗れ、今春の四国王者が初戦で姿を消した。

 エース右腕・築山朔弥(さくや)投手(3年)は8回111球を投げ、8安打4失点。

試合後「結果が全てです」と唇をかんだ。

 愛媛大会では、4試合で25イニングを投げ、わずか3失点。186センチの長身から繰り出す速球と多彩な変化球で的を絞らせなかった。しかしこの日は、2安打3得点の古城大翔内野手(3年)ら花巻東打線に苦しんだ。「自分のピッチングをさせてくれないようなチームだった。1つの失投が命取りになる甘さが出た」。2回2死二、三塁から先制打を浴びると、6回までに3失点。8回にも好走塁で1点を献上し「ピンチが続いて苦しかった」と振り返った。

 それでもチームは2点を返し、一時1点差まで追い上げたが、勝利には届かず。築山は悔しさをにじませながらも、仲間と過ごした日々を振り返り「こいつらと野球ができてよかった。今のチームだからここまで来られた」と感謝の思いを口にした。 

 「甲子園の結果次第で」と考えていた進路は、社会人でのプレーを考えている。

活躍次第で、プロへの道が開ける。「ここで悔しい気持ちで終わったらそれまで。1回全てを見つめ直して、勝てる投手になってプロとして甲子園に帰ってくる」。次なるステージを見つめ、さらなる成長を目指す。

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