俳優の鈴木福が25日、都内で行われたJICA海外協力隊新イメージキャラクター就任発表会に出席。CMの撮影で訪れたアフリカのザンビア共和国での経験を振り返った。
発足から60年以上続くJICA海外協力隊の2026年秋募集(9月2日から応募受け付け開始)に向けた新イメージキャラクターに就任し、オンエア中の新CMに出演している鈴木。「ちょうど周りに就活、人生をどうしていこうかと考えている仲間たちがいる。自分自身もどうしていきたいんだろうって考える時間が多い中で、CMキャラクターに選んでいただけて、ご縁を感じました」と話した。
CMはザンビアでも撮影した。同国の印象について「ものすごく愉快な国。なじめるのか、不安な部分もありましたが、現地の方が温かく受け入れてくれた。服装や髪形、言語も全部違う中でつながれるコミュニケーション。すれ違う時にニコッてしてくれたり、話しかけてくれたりした。日本人なので珍しい目で見られる感覚も新鮮だった」。訪問時にちょうど誕生日を迎え、ザンビア流のお祝いも体験。「愉快な音楽と共にダンスを踊って、自分にとってもいい経験になりました。今年一年のハイライトで絶対に出したいバースデーになりました」と特別な時間になったようだ。
ザンビアのJICA海外協力隊の女性とも交流をした。「みなさんに信頼されている。チームを引っ張っていく存在になられていると感じた。日本に慣れていると快適とは言えない環境でも、自分たちの楽しいを貫いて活動されている姿がかっこよかった。ザンビアの男性にモテるって話も印象的でした」と振り返った。
ザンビアには和菓子を持参したという。「あんことか抹茶のお菓子を持って行きました。ザンビアでは抹茶は人気でしたが、あんこは人気なかった」と驚きの声を上げた。国際活動にも興味が増した様子。「日本だけでなく、世界的にみんなとやれることを広げて、日本も世界も良くしていきたい。ザンビアの役者さんと一緒にお芝居もしたので、自分にとって第一歩だったと思っています」と力を込めた。また、祖父母を始め、親族が和楽器奏者であることに触れ、「日本の音楽を広めていきたい」と夢に描いた。
鈴木はターゲット層の20~30代からの知名度は89・0%を誇り、芸能活動と大学生活の両立、タレントとして社会活動を発信していたことを受けて、起用に至った。
JICA海外協力隊は、途上国からの要請に基づいて20~69歳の日本人をボランティアとして派遣するもの。毎年春・秋の2回に募集し、国内の選考や訓練を経て派遣される。現在は170以上の職種で活動している。今年3月31日時点で74か国、約1500人が活動中。累計で6万人を派遣した。主な元隊員には、JAXA宇宙飛行士の諏訪理さん(2008年ルワンダ)、スポーツ庁長官の河合純一さん(2006年マレーシア)など。

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