俳優の藤原季節=石神井スポーツ=が1日、東京・後楽園ホールで行われたスーパーバンタム級(55.3キロ以下)の4回戦に出場し、プロデビューを果たした。同じくデビュー戦の松村航=FUNABASHI=と対戦し、1ラウンドTKO負けを喫した。

 「赤土に眠る」と書かれた茶色のトランクス姿の藤原は、斉藤一役を演じたドラマ「ちるらん 新撰組鎮魂歌」のサウンドトラックに合わせて登場。会場から「季節!」と大歓声が飛び交う中、青コーナーにリングインした。

 開始のゴングが鳴ると、積極的に前に出る相手に対してボディーで応戦。しかし、相手の猛攻に耐えられず、1ラウンド2分6秒でTKO負け。「クソッ」と悔しさをにじませたが、駆け寄った相手と抱擁。会場から「ナイスファイト!」「格好いいぞ!」と温かい拍手が送られると、しっかりとした足取りで両手を挙げ、歓声に応じた。

 藤原は2025年配信のNetflixシリーズ「阿修羅のごとく」にボクサーの卵・陣内英光役で出演。同作へのオファーをきっかけに、輪島功一スポーツジムに入会し、撮影が始まるまでの9か月間、競技に没頭。「ボクシングをやめられなかった」と撮影終了後もトレーニングを継続し、2024年9月にはプロテストに合格。C級ライセンスを取得した。

 過去に横浜流星佐野岳など、俳優がプロライセンスを取得する例はあるが、現役俳優がプロの公式戦のリングに上がるのは異例。デビュー戦前日の計量は、55.34キロで一発クリアし、自身のインスタグラムでは「計量クリアしました!55.34kg。

マイナス10kgの減量でした!チャンピオンズアカデミーの鈴木康宏先生、ありがとうございました」と大減量を明かしていた。

編集部おすすめ