JRA現役最年長ジョッキーの柴田善臣騎手=美浦・フリー=が9月15日に引退を発表したことを受け、武豊騎手=栗東・フリー=が16日、栗東トレーニングセンターで取材に応じた。レジェンドはその決断を惜しみ「正直残念ですよね。

もっと一緒に乗りたかったなと思います」と率直な思いを明かした。

 武豊騎手にとって、柴田善騎手は競馬学校騎手課程の2期先輩にあたる。「かっこよかったし、憧れてましたね。技術的には群を抜いていた感じだったから、ずっと見てたし勉強させてもらっていました」と当時から卓越した腕前だったことを回顧。「全然自分たちが乗り切れない馬を、平気で乗りこなしてたから『すごいな』と。騎手になってからも、騎乗技術はすごいなと思っていました」と、改めて尊敬の念を表した。

 JRAの現役騎手で、残る先輩は横山典騎手のみとなった。「数少ない先輩で、心のより所のような人。そういう人柄だったしね。後輩みんなに愛されて、頼られて。そういう方が引退されるのは寂しいですね」。柴田善騎手は今後JRAのアドバイザーになる予定で、「経験豊富だから、JRAの力になってくれるでしょうね。

人格者ですしね。見習うところだらけでした」と、第2のステージでの活躍を願った。

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