今年1月の第102回箱根駅伝の5区で驚異的な区間新記録をマークし、青学大の3年連続9度目の優勝に貢献した「シン・山の神」黒田朝日(22)=GMOインターネットグループ(以下GMO)=が26日、東京・町田市立陸上競技場で行われた絆記録挑戦会男子5000メートルに出場し、13分33秒98で1位だった。

 黒田は箱根駅伝5区の激走の後、別府大分毎日マラソン(2月1日)に出場。

2時間7分3秒で日本人2位の3位と踏ん張り、MGC(28年ロス五輪マラソン日本代表選考会、27年10月3日、名古屋)の出場権を獲得した。その後は疲労などのため、レースから遠ざかり、約8か月ぶりの実戦復帰をとなった。

 4月に入社したGMOのユニホームを着用し、13分29秒56の自己ベスト記録に約4秒遅れたが、「状態が完全に仕上がってるような状態ではない中でのレースだったので、30秒台から40秒前後を狙っていければと考えていた。その中できつさはあったが、これだけのタイムでまとめれることは分かったので、それはいい手応えだったと思う」と、GMOデビュー戦を振り返った。

 改めてレースから遠ざかった期間については「故障があって、長期で休んでしまったが、大学から実業団というカテゴリーに移っていく中での心と体の準備期間になったのではないかと、ポジティブに考えている。そういった期間を経て、しっかり自分の力を出すことを考えて、確認できたことはとても良かった」と話した。

 いよいよ「GMOの黒田朝日」としてスタートを切った。今後へ向けては「チャンスがあるなら、ロス五輪をつかみにいく気持ちで、やっていきたいと思う。大一番としてMGCがあるが、今年で考えると、駅伝2本をしっかりまとめていくことが自分の仕事だと思うので、そこはしっかりぶらさずやっていきたい」と、東日本実業団駅伝(11月15日)やニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝、来年1月1日)を見据えた。(大西 健太)

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