脚本家・倉本聰(くらもと・そう、本名=山谷 馨・やまや かおる)さんが18日、多臓器不全のため死去した。91歳だった。

倉本財団が28日、発表した。俳優・二宮和也が追悼コメントを発表した。

 二宮は2005年、倉本さんが脚本を手掛けたフジテレビ系ドラマ「優しい時間」に出演。主演・寺尾聰の息子役を好演した。

 訃報を受け、所属事務所を通じ「最後は静かにそっと…という倉本さんの作品がその生き方が大好きです。それを見事にやってのけた倉本さんは、やはりすごい」と追悼。「でも、もう怒られないはずなのに、なんでだろう?寂しいな嬉しいはずなのに、寂しいなもう怒ってくれないのか…寂しいな」と沈痛な胸の内をつづった。

 倉本さんは生前、多くのメディアで二宮の俳優としての非凡さを語り、高く評価。二宮自身も、23年にルーリボン賞主演男優賞を受賞した際に、倉本さんとのエピソードを「昔、倉本さんが『お前はいい芝居してんのに、評価されてないのがいやだ!俺がブルーリボンをやるよ』って言って、次の日、青色のひもを持ってきてくれた。『いつか本物をもらえるまで頑張ったらいい』と言ってくれた」と告白。「こうして本当に賞をいただけて、腐らず頑張ってきていいことがあったなと」と感慨深げに語っていた。

 ◆二宮コメント全文

 最後は静かにそっと…という倉本さんの作品がその生き方が大好きです。

それを見事にやってのけた倉本さんは、やはり凄い。ご冥福をお祈りします。

 でも、もう怒られないはずなのに、なんでだろう?寂しいな嬉しいはずなのに、寂しいなもう怒ってくれないのか…寂しいな。

 二宮和也

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