元フジテレビでフランス・パリ在住の中村江里子アナウンサーが20日までに自身のSNSを更新。大規模な抗議デモが暴動に発展しているパリについて言及した。

 インスタグラムで「パリは本当に美しい街です。フランスに住んで27年。毎日見るパリの景色、空は27年変わらず私を笑顔にしてくれました」と始めた中村アナ。「今…大好きだったフランスが、パリが壊れてきている…」と記した。

 教員不足や設備の老朽化に不満を持つ高校生らが学校封鎖やストライキから始まったデモは便乗的に物価高騰での経済格差の不満から暴徒化。高級ブランドショップなどが襲われ略奪まで起きている。

 中村アナは「フランスは”誰もが平等に医療と教育を受けられる”国です。教員不足に関しては知っていましたが、あんなに劣悪な環境で勉強をしなければならない学生達がいたことは、彼らが声をあげたことによってフランス全土(他国も含め)が認知することになりました。誰もが早急に対処して欲しいと純粋に願いました。でも、またしてもこの主張に便乗するBlack Bloc, Casseurs と呼ばれる“破壊者”が登場しました」と説明。

 「『やめて!』と訴える人の目の前でウィンドウやドアを壊し、押し入り、強奪。声をあげる人に恐喝まがいの言葉を吐く。

強奪した物をカメラの前で高笑いしながら掲げる。車に火をつける。苦しくなり吐き気をもよおしました。おぞましい光景です」(原文ママ)、「私はただただ悲しく、憤りの感情をどうやって抑えたらよいのか、震えがきていました」と記した。

 また「私の住む地域ではかなりの緊張感があったものの、幸い静かに夕方までの時間は過ごすことが出来ました。夕方以降は催涙ガスの臭いが風にのって住宅街に漂い、一気に緊張感が高まりました」とも。さらにパリの夜景ショットを添え「写真は17日、土曜日夜のパリ。夜になっても混乱は収まらず、移動などには困難を極めました。翌日曜日、近くのお店に食料品を買いに行こうとして黒ずくめのスエットを着た5、6人の男性グループを見かけて、引き返しました。ただ普通に黒づくめだったのかもしれないけれども、足が進まなかった」と恐ろしい思いをしたことも伝えた。

 最後は「新たな1週間のスタート。皆様にとって穏やかに過ごせる1週間となりますように」と前向きに締めた。

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