レイズがガーディアンズを4勝2敗で破り、6年ぶりのリーグ優勝を果たした。ブルワーズと初の世界一をかけてワールドシリーズを戦う。
今季開幕時の年俸総額はナ・リーグを44年ぶりに制したブルワーズは、30球団中19位の1億4620万ドル(約231億円)。6年ぶり3度目の覇者となったア・リーグのレイズは9561万ドル(約151億円)で30球団中28位だ。3億4673万ドル(約548億円)で1位のメッツは負け越し、3億3931万ドル(約536億円)で2位のドジャースもブルワーズに敗れてシリーズ3連覇の夢が破れた。今PSは低予算チームの奮闘が目立つシーズンとなった。
AP通信によると、年俸総額が下位球団同士のワールドシリーズは1991年のツインズ(2243万ドル=当時のレートで約30億円=26球団中16位)、ブレーブス(2042万ドル=同約28億円=同20位)以来となる。
実は両球団とも前年地区最下位同士だった。優勝決定シリーズも不利と予想されながら、ツインズはブルージェイズを4勝1敗、ブレーブスはパイレーツに4勝3敗で勝ち上がった。
シリーズは1、2戦に地元ツインズが2連勝、3戦から5戦は本拠に戻ったブレーブスが2度のサヨナラ勝ち含む3連勝で王手をかけた。だが、ツインズが第6戦、後に殿堂入りするパケット中堅手が相手の本塁打をもぎ取った上に、延長11回にサヨナラ本塁打を左中間スタンドにたたき込んだ。
第6戦まですべてホームチーム勝利、うち3度のサヨナラゲームで熱狂したスタジアムの雰囲気が全米の野球ファンに伝わったのだろう。延長10回ツインズのサヨナラ勝ちとなった第7戦の全米テレビ視聴者数は何と5034万人。その後この数字を塗り替えたシリーズはない。
同シリーズの解説をしたのは1976年レッズ―レッドソックスの伝説のシリーズを戦った名捕手J・ベンチ氏。「あの時もすごい試合の連続だったが、今年のシリーズのような展開は初めてだ」と感嘆の声をあげたほど。今年もそんな大接戦を期待したい。










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