茨城県は20日、県のインターネット動画チャンネル「いばキラTV」の公式YouTubeメインチャンネル登録者数が8月に都道府県の中でトップになったと発表した。全国で唯一「民放の県域テレビ局」がない茨城県。
魅力度が低いと揶揄され続けてきたという茨城県の職員が工夫を凝らし、首都・東京都を抜いて頂点に返り咲いた。

 県は“県民への情報発信を強化したい”などという思いで、2012年10月に自治体初のインターネット動画チャンネル「いばキラTV」を開局した。当初は、民放テレビ局のスタイルを取り入れ、24時間配信をしつつ、朝・昼・夕の3回の生配信(計2時間)を行っていた。

 13年からは、利用者のニーズを踏まえ、YouTubeを主軸としたオンデマンド配信へ転換。翌年から学校・部活動紹介、観光スポット4K動画など、地元重視のコンテンツを展開し、16年には都道府県公式YouTubeチャンネル登録者数日本一となった。

 ただ、その後は日本一を逃し、苦渋をなめてきた。都道府県別の魅力度ランキングでも下位が続く中、県職員は18年に自治体初公認VTuber「茨ひより」を生み出すなど試行錯誤を続けた。

 19年3月には自治体公式チャンネルとして初の登録者10万人超えを記録し、26年8月に東京都を抜いて公式YouTubeメインチャンネル登録者数が日本一となった。10月には20万人を突破したという。

 現在、YouTubeのほか5アカウントを運用し、ショート動画も活用している。今月9日時点で動画の総再生数は5.2億回、関連SNSの総フォロワー数は14万人超となっている。担当者はオリコンニュースの取材に「これからも、茨城の旬な魅力を発信し、視聴者の皆様が茨城を好きになってもらえるように、職員力を合せて頑張ってまいります!」とコメントした。
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