◆秋季高校野球近畿大会 ▽1回戦 智弁和歌山11―2奈良大付(18日・わかさスタジアム京都)

 智弁和歌山が15安打11得点の快勝で準々決勝進出を決めた。今夏の甲子園で頂点に立った主力メンバーが健在。

1番・長友悠成中堅手(2年)が2安打4出塁と打線を引っ張った。5回1死二塁では左中間を真っ二つに破ると、50メートル走5秒9の俊足でランニングホームラン。高校通算16本目の本塁打だが「(ランニングは)初めてなので、気持ちよかったです」と笑顔を見せた。

 夏の聖地でも不動のリードオフマン。新チームでも「引っ張ると言っても、役割は前のチームと同じなので」と平常心で力を発揮した。また、旧チームと同じ3番に座る井本陽太一塁手(2年)も4打点。夏の甲子園で18打数11安打と暴れた新主将は「僕と長友で引っ張りたい」と誓った。

 投手陣も聖地を経験した米原、長井のリレー。さらに、中谷仁監督は「あまり彼らに背負わせたくないので。(他の選手の活躍が)非常にうれしいですね」と歓迎した。3年の大黒柱だった山田凛虎の後継者として「4番・捕手」を務めた1年の川村心太郎も9回の適時打など2安打。始動が遅れたチームは秋の和歌山大会の決勝で和歌山東に敗れたが、指揮官は「この短い期間で成長してくれた」と納得した。

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