◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 ドジャース4―6ブルワーズ(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ナ・リーグ西地区王者で3年連続ワールドシリーズ制覇を狙っていたドジャースがリーグ優勝決定シリーズでブルワーズに敗れ、ナ・リーグの球団史上初となる3連覇への挑戦が終わった。

 自慢の強力打線の急ブレーキが最後に響いた。

ドジャース打線は地区シリーズで4試合8本塁打。大谷翔平投手(32)の調子が上向かずとも、マンシーが3本、フリーマンが2本のアーチを放つなど、破壊力のある攻撃で得点を重ねた。ポストシーズンでは好投手との対戦が続き得点を取るのが難しくなるとされているが、どこからでも本塁打が出るドジャース打線は脅威のはずだった。

 だが、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズに入ると、豪快な打撃がパタリと止まった。本塁打は試合の流れを大きく変えることもあるが、ドジャースは第3戦まで本塁打が一本も出ず、3戦で7得点のみ。第4戦での大谷の3ランが唯一の本塁打だった。さらに4戦連続逆転負けと、リードを奪いながら投手陣が踏ん張ることもできず、レギュラーシーズンで両リーグ最多103勝を挙げたブルワーズに隙を見せてしまった。

 ヒリヒリした戦いがいきなり続いたこともナインを硬くした。24、25年は首位に立ちながらもレギュラーシーズンの終盤まで優勝は決まっていなかった。だが、今季は独走して23年以来の100勝。現地時間の9月16日、今季152試合目で地区優勝を決めた。ワールドシリーズを制覇した24、25年はいずれもシーズン159試合目での優勝決定で、現地時間9月25、26日だったため、過去2年を上回るペースで事実上の“消化試合”に突入した。

 9月に入ってからは勝率の低い相手との対戦が多かったこともあり、ポストシーズンを見据えて選手の疲労を最小限にするための戦いとなった。大谷もポストシーズンを見据えて負傷者リスト(IL)入り。リーグ2位の100勝を挙げたことで、ワイルドカードシリーズも免除されたため時間も空き、なかなか勢いに乗ることができなかった。

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