中日の工藤公康新監督が15日、ナゴヤ球場での秋季練習を視察した。名古屋市内のホテルで就任会見をした後に直行。

細川、岡林、高橋宏、金丸、大島ら主力選手に加え、コーチスタッフ含めほぼ全員が集まった場で「一生懸命やる選手は好き。どんどんアピールしてほしい。自分の能力を信じてほしい」と呼びかけた。また「みんなとコミュニケーションを取って、どうすれば勝てるのか、どうすれば強いチームになるのか、自分はどういう役割なのか、そういうことをしっかり探して、みんなでいいチームをつくりましょう」とも訓示した。

 就任会見で「個々の能力を伸ばすのはコミュニケーション。選手が何をするべきかを考えるのが僕らの仕事」と話した通り、大野、阿部らベテランには別で訓示を行った。選手には「何かあったらいつでも連絡してきてください」と声をかけ、監督自らプレゼンテーション作成ソフトで作った「これから取り組んでほしいこと」を記した紙が配られた。

 工藤新監督は名古屋市出身で、現役時代は西武、ダイエー(現ソフトバンク)、巨人、横浜(現DeNA)で通算224勝を挙げて3球団で日本一。ソフトバンクでは15年から7年間監督を務め、3度のリーグ制覇と5度の日本一に導いた“優勝請負人”でもある。

 選手、指導者を含めて中日に所属歴がない外部人材の監督招へいは、1984年から務めた山内一弘氏以来43年ぶり。加藤球団社長は、「100周年に向けて強固なチーム作りをしてほしい」と名将に期待を寄せている。

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