◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦 ドジャース2―6ブルワーズ(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ブルワーズが14日(日本時間15日)、2連勝で迎えたナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦の敵地・ドジャース戦を逆転勝ちで制し、3連勝を飾った。ワールドシリーズ進出に早くも王手。

7試合制のポストシーズンでは3連勝したチームは圧倒的に有利だが、マーフィー監督は「何も変えない。変える必要はない。以前にも話したが、ドジャースは素晴らしいチーム。ワールドシリーズを2連覇したチームだよ。彼らが私たちに勝つことも、ここから巻き返すこともできないと思うか? 私は彼らがどれほど強いかを知っているし、うちの選手たちも分かっている。自分たちがどんな相手と戦っているのか、理解している。でも、それによって何かを変えるわけではありません。私たちは毎試合、同じ姿勢で戦うよ」と隙は見せなかった。

 初回はわずか8秒で先制した。先頭チョウリオは、左腕スネルの初球をスネルの97・6マイル(約157・0キロ)の真ん中直球を捉えると、滞空時間4・5秒の打球が右翼スタンドに吸い込まれた。チョウリオは昨年のドジャースとの同シリーズ第2戦でも山本由伸から打っており、ポストシーズン(PS)自身2本目の初回先頭初球アーチ。投球数が詳細になった1988年以降のPSでは17本目で、うち2本打ったのはG・スプリンガー(今季ブルージェイズ)に次いで2人目となった。

 だがその後はスネルの前に得点を奪えずにスコアボードには「0」が並んだ。すると、6回裏にはウリベが誤算。先頭から2者連続四球を与えると、1死から大谷翔平に対しても四球。続くスミスに逆転の2点適時二塁打を浴びて、リードを許していた。

 それでも7回は無死一塁からバウアーズがまたも驚異の粘り。フルカウントからしぶとくファウルで粘り、計11球目に右翼へ逆転2ラン。さらに続くミッチェルにも2者連続弾が飛び出し、先発スネルを引きずり下ろした。さらに8回には佐々木朗希から2番チュラングが三塁内野安打で出塁すると、コントレラスも中前打でつないで1死一、三塁。佐々木をマウンドから降ろすと、代わった左腕ロブレスキの暴投でさらに1点を加えた。

 昨年はドジャースを相手に4連敗と惨敗。第4戦では大谷に打っては3本塁打、投げては10奪三振と歴史的なパフォーマンスを見せつけられたが、今年は3連勝で“お返し”の4連勝突破に王手をかけた。

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