全日本卓球選手権 カデットの部▽女子ダブルス 飯田 鈴木(木下アカデミー)3(11―3、8―11、15―13、11―6)1高松 小田切(K&Mジュニア)

 男女とも14歳以下、13歳以下、ダブルスの3種目に分かれ、年代別の日本一を争う大会が開幕した。男女ダブルスは決勝まで行われ、女子は飯田莉々花(14)、鈴木希華(12)=木下アカデミー=組がV。

男子は原沢駿太(13)、丹波颯音(13)=愛工大名電中学校=組が頂点を奪取した。

 昨年は準決勝で涙をのんだ飯田が、新たなパートナーとともに悲願を達成した。「カデットは今回が最後。リベンジしたいと思っていました。(鈴木は)すごい、天才ですね。何度も助けられました」。体が一回り違う後輩に優しいまなざしを向けると、鈴木も「強い選手と組ませてもらってうれしかった。莉々花ちゃんは最後だから、優勝させてあげたかった」と満面の笑みを浮かべた。

 ペアを組んだのは5月から。今夏にホープスを優勝し、将来有望な小学生の鈴木が随所で鋭いドライブを打ち込んだ。「それが入るの、というような球を打つ」と2年先輩の飯田も舌を巻く才能が爆発。6試合ともフルセットまでもつれることはなく、シードペアが次々に敗れる混戦で安定感を示した。

二人は明日からシングルスが控える。「気持ちを切り替えて2冠を目指したい」。最後は笑顔を封印し、声をそろえて次の戦いを見据えた。

男子ダブルス 昨年は準決勝で散った原沢、丹波組がリベンジを果たした。6試合のうち、決勝を含む5試合がストレートV。第一シードにふさわしい戦歴を残し、原沢は「優勝を狙っていたから、ちゃんと勝つことができてホッとしています」と胸をなで下ろした。

編集部おすすめ