サントリー食品インターナショナルは8月1日「水の日」から8月4日まで、アパレルブランド「CLOUDY(クラウディ)」とコラボレーションし、アパレルショップ「WHAT IS 20?」を麻布台ヒルズアリーナ(東京都港区)で期間限定オープンしている。

天然水が育まれるまでにかかる「20年」という時間をキーワードに、ファッションや“20年後の夢”をテーマにした体験展示を通じて、生活者に水の大切さを伝えるイベントだ。
「20年」は、山や森に降った雨や雪が地中に浸透し、天然水として汲み上げられるまでにかかる時間とされている。
麻布台ヒルズでアパレルショップ「WHAT IS 20?」を4日間限定オープン、「20年」をテーマに水の大切さを伝える/サントリー食品インターナショナル
オリジナルTシャツと、トートバッグ
オリジナルTシャツと、トートバッグ
ショップでは、今回のコラボレーションのためにデザインされたオリジナルのアフリカンテキスタイルを使用したTシャツとトートバッグを販売する。Tシャツには、水をほとんど使わずに染色する「無水染色」の生地を採用することで、水資源にも配慮している。

NPO法人CLOUDYの銅冶勇人代表理事によれば、タグには、「あなたの選択は、誰かの未来につながっていますか?」というメッセージが添えられており、購入が社会的アクションとなる仕組みだ。
麻布台ヒルズでアパレルショップ「WHAT IS 20?」を4日間限定オープン、「20年」をテーマに水の大切さを伝える/サントリー食品インターナショナル
20年後の夢をテーマにした体験展示
20年後の夢をテーマにした体験展示
会場では「サントリー天然水」の配布のほか、「地球上の水資源」「日本とガーナの水環境」などに関するパネル展示や、来場者が20年後の夢を描く体験展示を実施している。

サントリー食品は今回のイベントを皮切りに、水資源の未来を考える新プロジェクト「ずっとずっとACTION」を始動。売り上げは、日本では小学生向け授業「水を未来につなごう」プログラムの拡充に、ガーナでは国内初となる小学校への浄水設備の設置支援に充てられる。

8月1日に開かれたオープニングセッションでは、サントリー食品インターナショナル ブランド開発事業部の稲垣亜梨沙さんが「この天然水は、20年前に山に降った雨や雪が、森に浸透し地中で磨かれて届いたもの。生まれたばかりの赤ちゃんが大人になるくらいの長い時間がかかる。だからこそ今、未来のために何ができるかを考えるきっかけにしたい」と語った。

CLOUDY代表の銅冶さんは、「ガーナでは安全な水道がある学校は一校もなく、子どもが1日6時間かけて水を運ぶのが日常だ。当たり前のように水を使える日本との違いを、このイベントで伝えたい」と述べた。


「サントリー天然水」のCMに出演している柄本佑さんも登壇し、「今飲んでいる水が、20年前に降った雨だと聞いて驚いた。命をつないでくれている水に、改めて感謝の気持ちが湧いた」とコメントした。
麻布台ヒルズでアパレルショップ「WHAT IS 20?」を4日間限定オープン、「20年」をテーマに水の大切さを伝える/サントリー食品インターナショナル
Tシャツとトートバッグの売り上げの全額は、日本とガーナの教育現場へ還元
Tシャツとトートバッグの売り上げの全額は、日本とガーナの教育現場へ還元
【イベント概要】

▽イベント名=「WHAT IS 20?」
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