オハヨー乳業は、ミルクが主役の新ジャンルカフェ「Shiro ノ mono(シロノモノ)」を、東京・吉祥寺に12月20日オープンする。常設の直営ミルクカフェは、今年5月出店した岡山県岡山市の店舗に続き2店目。
酪農家の顔が見える産地限定の牛乳を使い、商品開発からカフェ運営、販売までを一貫して手がけることで、ミルクの価値を届けるのが目的。乳業メーカーでは珍しい試みとなる。オハヨー乳業では、「これまでコーヒーや紅茶が中心だったカフェの世界に『ミルクを味わう』という新しい選択肢を提案する」という。
看板メニューは、SHIRO「ミルク(白)」とBREW「抽出」から名付けた造語の「しろぶりゅー」。ミルクとコーヒーだけを使い、冷たいミルクで焙煎豆をじっくり抽出、一晩寝かせて仕上げた。ミルク本来の質感や甘さを感じることができ、ミルクの違いによって味わいが変わるミルクが主役の一杯という。ミルクは、絹のようななめらかな口当たりと爽やかな甘さが特徴の「シルキーミルク」、クリームのようなとろっとした口当たりと濃い甘さが特徴の「クリーミーミルク」の2種類から選ぶシステム。
ミルク単品(ホット、アイス)は400円~(税込、以下同)、「しろぶりゅー」「抹茶ラテ」「紅茶ラテ」は700円~、甘さを加えた「黒糖しろぶりゅー」は750円~。キッズメニューのミルク300円~もある。
一般的に、ミルク(牛乳)は味に大差がなく、語られる機会も少ないと言われている。そこをあえて個性のある2種類を使い、「ミルクの美味しさに出会う体験を提供する」(オハヨー乳業DtoCユニット責任者の中島悠介氏)という。
中島氏によると、主要ターゲットは20~30代女性。カフェラテでも、ミルク感が強い方のカフェラテを好む人という。
店名は「白物(シロモノ=牛乳)」から付けた。住所は東京都武蔵野市吉祥寺本町2-26-2 NAKAMICHI GARDEN(吉祥寺駅徒歩約7分)。営業時間は11時~20時。水曜定休。テイクアウトが主体で、店内席は6席。外席あり。SNS:Instagram(@shiro_no_mono)









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