大手コンビニ各社は、集客の軸となるおむすびに、「計画調達・計画生産」という冷凍の強みを活かした商品を拡充している。
【画像を見る】「セブンプレミアム 2個入おにぎり 鶏ごぼう」・「同 鮭&おかか」・「寝かせ玄米おむすび 2個入」、ローソン「わかめごはんおにぎり」の画像はこちら
セブン‐イレブン・ジャパンは、新たな冷凍米飯のラインアップとして、「セブンプレミアム 2個入おにぎり 鶏ごぼう」・「同 鮭&おかか」(各税込213円)を2月10日より、全国の店舗で順次発売している。
「鶏ごぼうおにぎり」は鶏の旨味や皮つきごぼうで風味をアップさせ、腹持ちのよいもち麦を使用。「鮭&おかか」は、五穀米を使用することで白米に不足しがちな栄養を補える。即食、小分けトレー使用に加え、1個あたり100円(税別)以下と値ごろ感のある商品としている。もちもち食感を実現した「寝かせ玄米おむすび 2個入」(税込213円)なども販売し、栄養バランスに考慮した商品を展開する。
ファミリーマートは、「冷凍おむすび」3種を1月13日から北陸地方(富山県・石川県・福井県)の店舗約540店にて先行発売している。
同商品は、通常のおむすびと同一の国産米を使用。袋の端を少し開封し、電子レンジで加熱するだけで、ほかほかのおむすびを味わえる。
商品は、「冷凍おむすび 焼しゃけ」・「同 南高梅」・「同 真昆布」(各税込198円)。
同社では昨年9月から、同地区で時間帯を問わず商品を提供できる冷凍弁当の取り扱いを開始しており、おむすび・弁当などの配送を1日2便化体制に変更している。これにより、物流配送の効率化と食品ロス削減を進めている。
ローソンでは、2023年から冷凍おにぎりの取り扱いを開始し、今年1月からは全国47都道府県に拡大している。商品は「鶏五目おにぎり」(税込157円)・「胡麻さけおにぎり」(税込140円)・「わかめごはんおにぎり」(同)の3品。
冷凍化することで製造コストを削減でき、かつ価格を通常品より1~2割抑えることができるという。賞味期限も約1年と長く、食品ロス削減にも寄与する。
昨今「物流の2024年問題」に伴って全国でドライバー不足は深刻化している。物流コストが高騰する中、冷凍おにぎりの販売比率を上げることは、納品回数減少・欠品リスク低減につながる。保存性に優れた冷凍品のバリエーション拡充は、消費者にとっては、即食需要と家庭でのストック需要に対応する商品となる。
手軽さに加え品質も安定しており、消費者の選択肢を増やす冷凍おにぎりの今後の取り組みが注目される。









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