明星食品(豊留昭浩社長)は12日、本社近くにある渋谷区立千駄谷小学校の5年生を対象に出張授業「もぐもぐClassroom」を実施した。この取り組みは“地域共創プロジェクト”として2022年度から実施しているもので、「地域とのつながりを深め、明星食品のファンを増やすこと」を目的としている。


同社からは営業部、人事部、管理本部、開発研究所、生産本部、マーケティング部、お客様サービス室などさまざまな部署から社員16人が参加した。

今回は今年度4回目、参加児童にとって最終回の授業となる。前回の授業(2025年12月実施)の宿題として子どもたちが作成した「タテ型カップめん」のパッケージデザインを発表した。その後、明星食品の社員による審査を行い、各クラスの優秀賞を決定した。

参加した2クラスからそれぞれ1位に選ばれたのは「モーニングラーメン」と「ハザードラーメン」。1位となった決め手については、モーニングラーメンはコンセプトが分かりやすく、蓋までこだわったおしゃれなデザインで、大人寄りの視点だったこと。ハザードラーメンは“栄養バランスが良い”“水を入れても美味しく食べられる”といった特徴があり、災害時に食べるというコンセプトが良かった。受賞した児童には、同社の商品詰め合わせセットを贈呈し、受け取った際に子どもたちからは歓声が上がった。
明星食品の出前授業「もぐもぐClassroom」、児童がカップ麺パッケージをデザイン
モーニングラーメン
モーニングラーメン
明星食品の出前授業「もぐもぐClassroom」、児童がカップ麺パッケージをデザイン
ハザードラーメン
ハザードラーメン
1年間の出張授業を終えて、経営管理本部執行役員の柴田昌彦氏は「明星食品はこの1年間、フードロスやパッケージデザインなどを皆さんと一緒に学んできた。普段気が付かないことを学ぶことで、スーパーマーケットに行ったら“賞味期限の近いものから買おう”とか“この商品のパッケージかっこいいな”と思うようになったのではないか。あと1年残っている小学校生活で色々なことを学んで吸収してもらえればと思う」と語り、子どもたちに感謝を述べた。
明星食品の出前授業「もぐもぐClassroom」、児童がカップ麺パッケージをデザイン
明星食品もぐもぐClassroom、柴田氏
明星食品もぐもぐClassroom、柴田氏
参加者した社員からは、「デザインの細部までこだわっていて、さらに熱くプレゼンしてくれたのを見て、課題にしっかりと取り組んでいると感じた」「中には自宅でプレゼンの練習をしてきた子どももいて、真剣にやってくれたと思った」「子どもたちの発想が豊かで、伝えたい特徴を一目で分かるように表現していて、デザインするのが上手いと感じた」「いくつになっても発表やプレゼンは緊張するものだが、小学生の頃から経験していると、経験していない人と比べて差が出ると思う。
そういう意味では、いい経験の場になったのではないか」などの感想が挙がった。

〈米麦日報 2026年2月18日付〉
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