ケンコーマヨネーズは2月26日、都内で26年度3月期第3四半期説明会を開催し、島本国一社長は中長期経営計画を見直し、海外輸出をさらに強化することを発表した。
同社は持続的な成長に向けて2035年までの経営計画を3年前に策定したが、営業利益の推移が当初計画から上振れ、ROE(自己資本利益率)が目標を到達したことなどから、経営目標と株主還元の再設計を図るなど経営計画を刷新する。
成長戦略の見直しでは、2035年の海外売上高比率を当初計画10%から30%に引き上げる目標を掲げた。
海外への商品販売先は現在、40カ国以上の国・地域で、売上は毎年二ケタ増で拡大している。計画の目標達成に向けて、より競争力のある商品、チャネルの転換と共に進出先の法規制への対応を行い、販売体制を強化する。また、輸出商品の拡大とともに、将来的な海外拠点づくりも検討する。
島本社長は「マヨネーズやドレッシング類が好調だが、現在チャレンジしているのは冷凍和惣菜の『WABI-DELI』だ。和食は海外でも認知が広がっており、日本の和惣菜の良いところを海外に伝えたい」と話す。
『WABI-DELI』は、“見つめなおす、和食のちから”をテーマに、日本各地で親しまれている食材や食文化に着目して開発した和惣菜ブランド。素材の色を活かした豊かな彩りと野菜の旨味・甘味を活かした味わいが特徴。野菜のパウダーと昆布だしをあわせ、植物性原料中心の商品ならではのコク深く優しい味わいに仕上げた。添加物にも配慮した商品設計で、海外展開も視野に入れる。商品ラインナップは、花がんもの含め煮、ひじきとうち豆の煮物、根菜と里芋の煮味噌、なすのたたき~ゆずぽん酢風味~、仙台麩とじゃがいもの煮物、おからの炊いたん――の6品。日本各地で親しまれている食文化に着目した商品として、大阪・関西万博でも商品を紹介している。
同社は、アメリカや香港、カナダなどの展示会にも積極的に出展している。
島本社長は、「日系レストランやスーパー、コンビニの海外出展が増えており、興味を持たれる方も増えている。商談を増やし、グローバル市場での成長を加速したい」と意欲を示した。









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