日本ハムの2026年の春の新商品は、これまで培ってきた技術とノウハウを生かし、新たな需要創出や食シーン拡大につながる多様な商品をリリースした(各商品は3月1日発売)。

加工肉では、忙しい共働き世帯向けに、肉本来のうま味と食べ応えを追求した新ブランド「Atta!a(アッタラ)」を立ち上げ、第1弾として「うま塩もも切り落とし」「うま塩バラ切り落とし」「うま塩バラ厚切り」の3品を発売した。
精肉のような素材感や食べ応えと、加工肉の扱いやすさ(下処理不要・日持ち)を兼ね備え、夕食準備の負担軽減につながる新しい(アッタラしい)便利なお肉として提案する。

シリーズ共通の特徴は、原材料を9品目以内としたシンプルな製法(社内基準)。昆布だしと清酒でうま味を引き立てた「うま塩」の下味付きで調理の手間を軽減する。冷蔵で30日保存が可能で買い置きにも適しており、急な夕食作りにも対応する。パッケージの二次元コードからアレンジレシピも紹介している。ハム・ソーセージ売場に新たなカテゴリーを創出するとともに、夕食シーンの開拓を通じて売場全体の活性化につなげていく考えだ。

このほか加工肉では、そのまま食べても口どけの良い「サラダデッラ」(ビアシンケン、モルタデッラ)を投入した。ベーコンの代替商品としては、ボロニアタイプのベーコン型スライス「ベーコロン」を発売。スペイン産豚肉を中心とした原料事情の変化に対応する商品としても提案する。
日本ハム26年春の新商品、新ブランド「Atta!a(アッタラ)」などを投入 冷凍ワンプレート「ナーン&Wカレー」、「完全メシ」とのコラボも
サラダデッラ モルタデッラ
サラダデッラ モルタデッラ
こだわりニーズには、しっとりやわらかな食感に仕上げた「潤の匠」シリーズを投入。また、お肉の味をシンプルに味わえる無えんせきロースハム「ムクナ無えんせきロースハム」も発売した。

冷凍食品分野では、近年拡大する冷凍ワンプレート市場に向け、「ナーン&Wカレー」(「ナーン&バターチキン・キーマのWカレー」、「ナーン&バターチキン・ほうれん草のWカレー」)の2品を発売した。

日本ハム26年春の新商品、新ブランド「Atta!a(アッタラ)」などを投入 冷凍ワンプレート「ナーン&Wカレー」、「完全メシ」とのコラボも
日本ハム「ナーン&バターチキン・キーマのWカレー」
日本ハム「ナーン&バターチキン・キーマのWカレー」
同商品は日本ハム冷凍食品が手がける商品で、日本ハムがチルドナン市場で高いシェアを持つ強みとカレー商品の開発のノウハウを生かしたもの。ふんわりとしたナーン2枚と2種類のカレーをセットしたワンプレート商品で、電子レンジ調理でそのまま食べられる専用トレー入りとし、簡便性と本格的な味わいを両立させた。

さらに、日清食品と共同開発した新商品「完全メシ ナーンドッグ」を発売した。栄養とおいしさの完全なバランスを追求した「完全メシ」ブランドと日本ハムの初のコラボ商品で、ワンハンドで手軽に食べられる新感覚の食事メニューとして通年展開する。重点ブランドの強化にも取り組む。「シャウエッセン」では、圧倒的なブランド力を生かし、コアファン層の獲得や食シーンの拡大、若年ユーザーを狙ったブランドエクステンション強化を推進してきた。今春は、「おいちぃず」のチーズを現行品の1.5倍に増量した「おいちぃぃぃぃぃぃず」商品を期間限定で展開する。また、ハム・ベーコン売場では、ブロックベーコンのように使える「シャウブロック」を投入した。
日本ハム26年春の新商品、新ブランド「Atta!a(アッタラ)」などを投入 冷凍ワンプレート「ナーン&Wカレー」、「完全メシ」とのコラボも
日本ハム「完全メシ ナーンドッグ」
日本ハム「完全メシ ナーンドッグ」
日本ハム26年春の新商品、新ブランド「Atta!a(アッタラ)」などを投入 冷凍ワンプレート「ナーン&Wカレー」、「完全メシ」とのコラボも
シャウブロック
シャウブロック
発売25周年の「石窯工房」では、薄伸ばし生地製法や高温短時間焼成、北海道産小麦の全粒粉配合などにより生地のおいしさを追求している強みを前面に打ち出し、ブランド再強化を進める。新商品では、生地やトッピングにさらにこだわった「石窯工房EX」を投入し、付加価値商品の拡充を図る。

〈畜産日報2026年3月19日付〉
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