パキスタン大使館は12日、「パキスタン・ライス・エクスペリエンス」を開催した。招待制のパキスタン米の試食及びバイヤー向けの試食・意見交換会で、テーマは「Patterns of Aroma & Grain(香りと粒の美)」。
アブドゥル・ハミード駐日パキスタン大使は開会挨拶で「パキスタンは世界有数の米生産国で、生産量の上位10か国に入っている。米の栽培は、肥沃な河川流域を中心とするパキスタンの農業経済において重要な役割を担っていて、数百万の農家と農業従事者の生計を支えている。一方、米は必ずしも主食ではなく、国内生産量の60%以上が輸出可能な余剰として確保されている。こうした構造的特徴により、輸出志向型の米産業を発展させ、アジア、中東、欧州、北米など世界各地の市場に供給してきた」と米産業の概況を説明。続けて、「過去10年間、パキスタンの米輸出は着実な成長を続けてきた。現在の輸出量は年間500万tを超え、輸出額は25億米ドル以上に達している。中でもバスマティ米は、国を代表する品種として国際的に知られている。長い粒、繊細な香り、優れた調理特性が特徴で、世界各国の料理やプロフェッショナルキッチンで欠かせない食材となっている」と述べた。日本市場については、「品質、安全性、そして安定供給に対する基準が極めて高い市場で、パキスタンにとって非常に重要。消費構造の変化はあるものの、米は依然として食文化や外食産業で重要な役割を担っている。同時に、日本の食文化は国際化してもいる。
マディハ・アリ商務参事官による市場概況説明では「パキスタン米の輸出額は年々増加していて、世界市場において継続的に存在感を示している。生産基盤も安定していて、輸出供給を支えている。バスマティ米は粒の長さや香りのほか、炊き上がりが軽く粒立ちが良いという特徴を持つ。こうした特徴がシェフやバイヤーに支持され、国際的な料理をふるまう場やレストラン、ホテルの厨房などで広く利用されている。日本市場でも、日本の米と競合することなく、異なる用途で使用される。品質管理面では、アフラトキシン検査や原産地証明を経て、トレーサビリティに要する情報を表示して輸出するほか、検査も日本の食品衛生法に則って行われる。対日輸出は2024年から25年にかけて数量で約3,500t、金額で492万米ドルの実績がある。MA米としてもSBSで輸入されている」と話した。
試食ではパキスタンで親しまれている「ビリヤニ」「プラオ」といったメニューのほか、「プレーンホワイトライス」と「日本のチキンカレー」の組み合わせや「エビチャーハン」のような日本人になじみのあるメニューもバスマティ米で提供された。
パキスタン米輸入企業との交流ブースでは、現地企業やハラール食品の輸入・販売企業のほか、木徳神糧も出展。パキスタンの米メーカー大手「Garibsons(ガリブソンズ)」が展開する「Mughal(ムガル)」ブランドを扱っていて、200g、5kgの2タイプを展示していた。
〈米麦日報2026年3月24日付〉









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