ネスレ日本は、マイボトルを環境配慮のための道具としてだけでなく、若者が自然に持ち歩きたくなる文化として広げる取り組みを始めた。一般社団法人渋谷未来デザインとの共創プロジェクト「SHIBUYA Refresh TO GO」で「ネスカフェ クーラー」を活用し、学生とボトルのデザインを考えるほか、服飾分野との連携も視野に入れる。
ネスレ日本の島川基常務執行役員飲料事業本部長は、「環境に良いから持つよう求めるだけでは、なかなか習慣として定着しない。カルチャーから始め、若い人たちが格好いいと思い、自然に持ち歩きたくなる動きをつくることが大切だ」と語った。
今後は、学生とともに持ち歩きたくなるボトルのデザインを考えるとともに、服飾分野との連携も検討し、マイボトルの楽しみ方をさらに広げていく。マイボトルをファッションの一部として自然に身につけ、街に持ち出したくなるような提案もしていく考えだ。
同プロジェクトでは、街中のクールスポットやマイボトルへの給水を活用する。暑い時期のリフレッシュを促し、使い捨て容器の削減にもつなげる考えだ。環境配慮を義務として訴えるのではなく、飲料を持ち歩き、リフレッシュする楽しさから、マイボトルを使う習慣を広げる。
第1弾として、「ごみゼロの日」の5月30日、東京・代々木公園BE STAGEで開かれた「YOYOGI PARK CULTURE FES-集-」に参加した。
会場では、「ネスカフェ クーラー」のロゴをあしらった背負い式のドリンクサーバーを使い、スタッフがレモンとラズベリーの2種類を来場者に提供した。マイボトルを持参していない来場者には、プラスチックカップで提供した。なお、使用後のプラスチックカップは会場で回収し、アップサイクルされる予定という。
ステージでは、ストリートパフォーマンスの出演者が「コーヒーが苦手な人にも飲みやすく、アイスティーのような味わい」と感想を述べた。
「ネスカフェ クーラー」は、浅煎りコーヒーに果実を思わせる香りと柔らかな酸味を組み合わせたスティックタイプの粉末飲料。レモンとラズベリーの2種類を展開し、水や炭酸水に溶かして楽しめる。
島川常務は今後の展開について、給水したマイボトルに「ネスカフェ クーラー」のスティックを利用者自身が加える方法を挙げた。「水だけでは彩りがないが、『ネスカフェ クーラー』を組み合わせれば、給水を楽しい体験にできる」と説明。給水設備や空調を備えたクールスポットとの連携にも可能性を見込む。
今後は、6月25日から7月5日まで渋谷ストリームでネスレ日本が開催するイベントで啓発活動を展開するほか、一般社団法人渋谷未来デザインが主体となり11月2日~11月8日に開催予定の「SOCIAL INNOVATION WEEK」を通じ、学生との連携も進める。「ネスカフェ 原宿」をはじめ、渋谷エリアの施設でも活動する予定だ。









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