公開からわずか1日で49万回も再生された、YouTubeチャンネル『シクロエの家』の「梅ミリネ」。へっ?梅ミリネ?梅をみりんでマリネするから、梅ミリネだそうです。
ニッチな旬の味を少量楽しみたい♡【一晩漬けるだけ】の「青梅のみりん漬け」に挑戦♪とろっと甘み爽やか
YouTubeチャンネル『シクロエの家』の砂糖不使用の梅スイーツ♪
50.8万人が登録するYouTubeチャンネル『シクロエの家』は、体にやさしい季節の料理などを紹介するチャンネルです。本日は、公開1日で49万回も再生された「梅ミリネ」を作ります。梅を”みりん”で”マリネ”するから梅ミリネとのこと。かわいいネーミングですよね。
シクロエの家さんによると、梅は果物の中では比較的カリウムや鉄、ビタミンEを豊富に含んでいて、リンゴと比べると、カリウムは2倍、鉄は6倍、ビタミンEは33倍も多く含まれているとか。ビタミンEは、動脈硬化、血圧やコレステロールの上昇など加齢によって発症しやすい疾患の予防効果が期待されることから”若返りのビタミン”ともいわれているそうです。
若返り…かなりのパワーワード。中年女子にはかなり”刺さり”ますね(笑)。
では、作ってみましょう。
みりんで漬け込む「梅ミリネ」を作ってみよう!
【材料】
梅…500g
本みりん…500ml
酢…小さじ1
傷がある梅でも作れるそうです。梅の種類はなんでもOK。今回使用した品種は、何なのかはわかりません(笑)。
みりんは、みりん風調味料ではなく、本みりんがおすすめとのこと。動画では、角谷文治郎商店「三州三河みりん」を使用していましたが、わたしは、われらがトップバリュの「本みりん」を使用。「三州三河みりん」は、300ml・税込594円ですが、トップバリュは1000ml・税込328円。300mlだと100円くらい。安っ。レシピでは、みりんを500mlも使うので、「三州三河みりん」を使う勇気はないのよね…わたしには。
【作り方】
1. やさしく梅を洗い、たっぷりの水(分量外)に2~3時間ほどさらします。アクが抜け、えぐみがとれるとのこと。
今回は3時間さらしました。
2. 1をザルにあげ、水気を軽く切ったら、竹串でヘタをとります。
ポロっととれます。気持ちいい~。
3. キッチンペーパーなどで梅の水分をしっかり拭き取ります。水分が残ると傷みやすくなるので、水分はしっかり拭き取りましょう。
竹串で梅の表面にプスプスと10~20ほど穴をあけます。味が染み込みやすくなるとのこと。
4. みりんを鍋に入れ、中火にかけ沸騰させます。
しっかり沸騰させてアルコールを飛ばし、みりんが半分くらいになるまで煮詰めたら、火を止めます。加熱時間の目安は5分くらい。
5. 4に梅を入れます。
弱火にかけ、ゆっくり混ぜて、みりんを梅にまとわせます。
グツグツ煮るのではなく、じんわり温めるイメージ。
梅が緑色から黄色に変わると、梅の表面がやわらかくなり、皮が破れやすくなるので、みりんを梅にかけながらやさしく混ぜます。
じゃがいもに見えますね。
竹串を刺して、3の工程で、梅の表面に穴をあけたときの感触より、少しやわらかくなっていたら、火を止めます。
みりんの熱でどんどん火が入るので、カリカリ梅っぽく仕上げたければ、”少しやわらかくなったかな”くらいで火を止めるのがポイントとのこと。
ただ、温めすぎてやわらかくなりすぎたとしても、甘露煮風でおいしいそうです。ここらへんはお好みで。
6. 梅だけを取り出し、鍋のみりんに酢を加えて混ぜます。酢を加えることで防腐効果を高めるそうです。
梅とみりんを保存容器もしくはジッパー付き保存袋に移し、常温で1日漬けて出来上がり。
動画のマネをして、ガラスの容器に並べてみたものの、フタが閉まらないので却下(笑)。
保存袋に入れて漬け込むことに。
ここまでの調理時間は、アク抜きする時間を除いて15分。特に大変さを感じる作業はありませんでした。
1日漬け込んだものがこちら。
一応、謳い文句として”1日漬けて出来上がり”とのことですが、実際は、1日漬け込むだけでは酸味が強いそうで、3日ほどで味がなじみはじめ、1週間すると酸味がうすれ、とろっとした甘酸っぱさに変わるとのこと。時間の経過とともに味が変わっていくのも魅力だそうです。
とりあえず、1日漬けたものを味見してみよう!
見た目はおいしそうだけど…。
うっ。
酸味もあるし、えぐみもある。食べられないことはないけど、食べたくはない(笑)。
食感はやわらかすぎず、硬すぎず。いい感じなんですけどね。
ただ、梅を漬け込んだみりんシロップは、美味。
梅の酸味が溶け込んだみりんは水や炭酸で割って飲んだり、ヨーグルトやアイスにかけたり、料理の隠し味に使ったりといろいろ使えるそうですよ。
動画のコメント欄を見ると「梅もシロップもえぐみがあります」と実際に作った人からの感想がありました。それに対し、シクロエの家さんは「梅の品種によっては、えぐみや苦味が出て渋くなってしまう梅があります。梅の木によっても渋味が強かったりすることもあるそうです。 もしくは収穫が早くて少し未熟な場合も渋味が残る場合があると聞いたことがあります」と回答していました。
えええっ。今回使用した品種が何かはわかりませんが、えぐみや苦味が出る品種だったら…全滅じゃん。悲しい。
ちなみに、対処法としては、シロップだけを再度煮てアクを丁寧に取る、もしくは、砂糖などの甘味をプラスするといった対処法があるそうです。
わたしの場合は、シロップは問題なく、梅だけなので、1週間くらい漬け込めば、なんとかなるかな。…と淡い期待を抱きつつ、指折り数えて待つことにしよう。
ということで、今回は、YouTubeチャンネル『シクロエの家』の「梅ミリネ」を作りました。”1日漬けて完成”が謳い文句ではありますが、1日漬けただけでおいしく食べられるかどうかは、使う梅によるところが大きそうです(笑)。どんな梅を使うのがいいのかは紹介していなかったので、運にまかせるほかはないかも。
えぐみはわかりませんが、酸味に関しては、1週間ほど経てばやわらぐそうなので、すっぱいのが苦手な方は1週間以上寝かせるのがよさそうです。
ちなみに、常温保存で2か月、冷蔵保存で3~4か月ほどもつとのこと。ただ、冷蔵保存すると、みりんが結晶化する可能性があるので、常温保存がおすすめだそうですよ。
最後に。動画では触れていませんでしたが、念のため補足しておきます。
青梅には、アミグダリンという成分が含まれているので、くれぐれも、生では食べないように。
アミグダリン(青酸配糖体)は、体内で酵素によって分解されると青酸が発生し、中毒症状を引きおこすことがあるそうです。ですが、アミグダリンは梅が熟すにつれて分解されて消失し、また、砂糖漬けや塩漬け、アルコール漬け、40℃以上で加熱するなど加工することでも無害になるそうです。
青梅を生のまま間違ってかじったとしても、果肉に含まれるアミグダリンは少量であるため、命にかかわる症状がおこることはまれですが、人によっては頭痛やめまい、発汗、けいれんなどの中毒症状を発症する場合もあるとか。ちなみに、アミグダリンは果肉よりも種子に多く含まれているそうです。
この「梅ミリネ」は、40℃以上で加熱するので問題ないと思われますが、調理中、生の状態での味見はしないほうがいいかなと思います。ご参考までに。
なんて、かわいいネーミング。砂糖や蜂蜜を使わず、みりんで漬け込むので、爽やかなやさしい甘味が特徴なんだとか。たった1日漬け込むだけで食べられるそうですが、1週間くらい漬け込むと酸味がやわらぎ甘味が染み込んでさらにおいしくなるそうですよ。
ニッチな旬の味を少量楽しみたい♡【一晩漬けるだけ】の「青梅のみりん漬け」に挑戦♪とろっと甘み爽やか
YouTubeチャンネル『シクロエの家』の砂糖不使用の梅スイーツ♪
50.8万人が登録するYouTubeチャンネル『シクロエの家』は、体にやさしい季節の料理などを紹介するチャンネルです。本日は、公開1日で49万回も再生された「梅ミリネ」を作ります。梅を”みりん”で”マリネ”するから梅ミリネとのこと。かわいいネーミングですよね。
シクロエの家さんによると、梅は果物の中では比較的カリウムや鉄、ビタミンEを豊富に含んでいて、リンゴと比べると、カリウムは2倍、鉄は6倍、ビタミンEは33倍も多く含まれているとか。ビタミンEは、動脈硬化、血圧やコレステロールの上昇など加齢によって発症しやすい疾患の予防効果が期待されることから”若返りのビタミン”ともいわれているそうです。
若返り…かなりのパワーワード。中年女子にはかなり”刺さり”ますね(笑)。
では、作ってみましょう。
みりんで漬け込む「梅ミリネ」を作ってみよう!

材料
【材料】
梅…500g
本みりん…500ml
酢…小さじ1
傷がある梅でも作れるそうです。梅の種類はなんでもOK。今回使用した品種は、何なのかはわかりません(笑)。
みりんは、みりん風調味料ではなく、本みりんがおすすめとのこと。動画では、角谷文治郎商店「三州三河みりん」を使用していましたが、わたしは、われらがトップバリュの「本みりん」を使用。「三州三河みりん」は、300ml・税込594円ですが、トップバリュは1000ml・税込328円。300mlだと100円くらい。安っ。レシピでは、みりんを500mlも使うので、「三州三河みりん」を使う勇気はないのよね…わたしには。
【作り方】
1. やさしく梅を洗い、たっぷりの水(分量外)に2~3時間ほどさらします。アクが抜け、えぐみがとれるとのこと。
今回は3時間さらしました。

梅
2. 1をザルにあげ、水気を軽く切ったら、竹串でヘタをとります。

梅
ポロっととれます。気持ちいい~。

梅
3. キッチンペーパーなどで梅の水分をしっかり拭き取ります。水分が残ると傷みやすくなるので、水分はしっかり拭き取りましょう。
竹串で梅の表面にプスプスと10~20ほど穴をあけます。味が染み込みやすくなるとのこと。

梅
4. みりんを鍋に入れ、中火にかけ沸騰させます。
しっかり沸騰させてアルコールを飛ばし、みりんが半分くらいになるまで煮詰めたら、火を止めます。加熱時間の目安は5分くらい。

みりん
5. 4に梅を入れます。

梅
弱火にかけ、ゆっくり混ぜて、みりんを梅にまとわせます。
グツグツ煮るのではなく、じんわり温めるイメージ。
梅が緑色から黄色に変わると、梅の表面がやわらかくなり、皮が破れやすくなるので、みりんを梅にかけながらやさしく混ぜます。

梅
じゃがいもに見えますね。
竹串を刺して、3の工程で、梅の表面に穴をあけたときの感触より、少しやわらかくなっていたら、火を止めます。
みりんの熱でどんどん火が入るので、カリカリ梅っぽく仕上げたければ、”少しやわらかくなったかな”くらいで火を止めるのがポイントとのこと。
ただ、温めすぎてやわらかくなりすぎたとしても、甘露煮風でおいしいそうです。ここらへんはお好みで。
6. 梅だけを取り出し、鍋のみりんに酢を加えて混ぜます。酢を加えることで防腐効果を高めるそうです。

酢
梅とみりんを保存容器もしくはジッパー付き保存袋に移し、常温で1日漬けて出来上がり。
動画のマネをして、ガラスの容器に並べてみたものの、フタが閉まらないので却下(笑)。

梅
保存袋に入れて漬け込むことに。

梅
ここまでの調理時間は、アク抜きする時間を除いて15分。特に大変さを感じる作業はありませんでした。
1日漬け込んだものがこちら。

梅
一応、謳い文句として”1日漬けて出来上がり”とのことですが、実際は、1日漬け込むだけでは酸味が強いそうで、3日ほどで味がなじみはじめ、1週間すると酸味がうすれ、とろっとした甘酸っぱさに変わるとのこと。時間の経過とともに味が変わっていくのも魅力だそうです。
とりあえず、1日漬けたものを味見してみよう!

梅
見た目はおいしそうだけど…。

梅
うっ。
酸味もあるし、えぐみもある。食べられないことはないけど、食べたくはない(笑)。
食感はやわらかすぎず、硬すぎず。いい感じなんですけどね。

梅
ただ、梅を漬け込んだみりんシロップは、美味。
やさしくてすっきりした甘さで、梅の爽やかな香りもあって、最高。
梅の酸味が溶け込んだみりんは水や炭酸で割って飲んだり、ヨーグルトやアイスにかけたり、料理の隠し味に使ったりといろいろ使えるそうですよ。
動画のコメント欄を見ると「梅もシロップもえぐみがあります」と実際に作った人からの感想がありました。それに対し、シクロエの家さんは「梅の品種によっては、えぐみや苦味が出て渋くなってしまう梅があります。梅の木によっても渋味が強かったりすることもあるそうです。 もしくは収穫が早くて少し未熟な場合も渋味が残る場合があると聞いたことがあります」と回答していました。
えええっ。今回使用した品種が何かはわかりませんが、えぐみや苦味が出る品種だったら…全滅じゃん。悲しい。
ちなみに、対処法としては、シロップだけを再度煮てアクを丁寧に取る、もしくは、砂糖などの甘味をプラスするといった対処法があるそうです。
わたしの場合は、シロップは問題なく、梅だけなので、1週間くらい漬け込めば、なんとかなるかな。…と淡い期待を抱きつつ、指折り数えて待つことにしよう。
ということで、今回は、YouTubeチャンネル『シクロエの家』の「梅ミリネ」を作りました。”1日漬けて完成”が謳い文句ではありますが、1日漬けただけでおいしく食べられるかどうかは、使う梅によるところが大きそうです(笑)。どんな梅を使うのがいいのかは紹介していなかったので、運にまかせるほかはないかも。
えぐみはわかりませんが、酸味に関しては、1週間ほど経てばやわらぐそうなので、すっぱいのが苦手な方は1週間以上寝かせるのがよさそうです。
ちなみに、常温保存で2か月、冷蔵保存で3~4か月ほどもつとのこと。ただ、冷蔵保存すると、みりんが結晶化する可能性があるので、常温保存がおすすめだそうですよ。
最後に。動画では触れていませんでしたが、念のため補足しておきます。
青梅には、アミグダリンという成分が含まれているので、くれぐれも、生では食べないように。
アミグダリン(青酸配糖体)は、体内で酵素によって分解されると青酸が発生し、中毒症状を引きおこすことがあるそうです。ですが、アミグダリンは梅が熟すにつれて分解されて消失し、また、砂糖漬けや塩漬け、アルコール漬け、40℃以上で加熱するなど加工することでも無害になるそうです。
青梅を生のまま間違ってかじったとしても、果肉に含まれるアミグダリンは少量であるため、命にかかわる症状がおこることはまれですが、人によっては頭痛やめまい、発汗、けいれんなどの中毒症状を発症する場合もあるとか。ちなみに、アミグダリンは果肉よりも種子に多く含まれているそうです。
この「梅ミリネ」は、40℃以上で加熱するので問題ないと思われますが、調理中、生の状態での味見はしないほうがいいかなと思います。ご参考までに。

梅
編集部おすすめ