男子プロバスケットボールのBリーグは23日からチャンピオンシップ(CS)決勝が神奈川・横浜アリーナで行われる。開幕を前日に控えた22日、会場で島田慎二チェアマンが会見した。

西地区優勝の長崎と同3位の琉球の対戦を前に「10年目のフィナーレ。最後の中央開催でのファイナルとなる。今シーズンの最強の2チームが決することになった。私も楽しみ」とリーグ10年目の最後の勝負を心待ちとした。

 長崎は創設5年目で初のCS出場。B3出身クラブのCS進出、地区優勝は初の快挙。勢いのまま無傷で決勝まで駆け上がった。島田チェアマンは「規格外なスピード感で、一気に色んなものにトライしている」と伸び盛りなチームを評価。「Bリーグができてからの新規参入クラブの雄」と話し、急成をとげたクラブをたたえた。

 対する琉球は21―22シーズンから5年連続の決勝進出を果たした。今年は23年以来、2度目のチャンピオンを目指す。島田氏は「5年連続(CS決勝)は本当にすごいこと。

CSに出場することすら、群雄割拠の中で素晴らしい状況にも関わらず。5年連続出場してきたのは、未来破られないんじゃないかなというくらいの快挙」と安定したつい良さを誇るチームに勝算を送った。

 Bリーグの前身に当たる「日本プロバスケットボールリーグ」に07年から参入した琉球と、21年に新規参入から成り上がった長崎の一戦。「bjリーグから苦労を重ねながらトップクラブになったところ(琉球)と、振興チームである長崎というよりは、地方のクラブ同士で対戦する図式がBリーグらしい。地方クラブが日本一を争うリーグ戦はほかの競技にはない。そこはシンボリック。あとは多様性のクラブがうごめいてる中で、この2クラブが出てきたのは意義深い」と感慨深く話した。ともにCS準々決勝、準決勝をともに無敗と勢いに乗って迎える大一番。無敗同士で決勝を戦うのは21年以来、2度目となる。2勝先勝方式で争われ、長崎が勝てば初優勝、琉球が勝利すれば4年ぶり2度目の日本一となる。

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