レスリング 明治杯全日本選抜選手権 第2日(22日、東京・駒沢体育館)

 世界選手権(10月・バーレーン)代表、愛知・名古屋アジア大会(9月)選考会を兼ねて行い、21年東京五輪金メダルの志土地(旧姓・向田)真優(ジェイテクト)が、準決勝で敗れ、23日の3位決定戦に向かう。

 初戦をテクニカルスペリオリティーであっさり勝利したが、迎えた準決勝は昨年の覇者で後輩の村山春菜(自衛隊)に1―2で敗れ、アジア大会、世界選手権代表には届かなかった。

「足も動いて、いい状態にもってこられたんですが、最後自分から行ききれなかったのはすごく悔いが残ります。(村山は)強い選手なのでそこを越えないと決勝戦にも上がれないですし、決勝戦も強い選手なので、層が厚い階級ですけど、オリンピックに向けては全員を倒さなければいけない。だれが相手というよりは、誰が相手でも自分のレスリングを貫けるようにすることが大事になってくる」と自分に言い聞かせていた。

 24年パリ五輪出場は逃したものの、現役を続行し、その後、第1子を出産した。昨年の同大会で2年ぶりに復帰。2回戦で負けたが、28年ロサンゼルス五輪に向け再スタートした。今大会前は、義母が家に泊まり込んで子どもの面倒をみてくれるなど、競技を続ける環境をつくってくれている。だからこそ「今回勝ちたい気持ちがすごく強かったんですけど…」と涙を流した。

 12月の全日本選手権から五輪に向けた戦いが本格的にスタートする。「圧倒して勝つのが一番だとは思いますが、レベルの高い選手がたくさんいるので、競り勝つのも大事になってくる」と気持ちを引き締めていた。

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