ニチレイフーズは10月6日、東京・築地の本社でファンと社員が交流するワークショップ形式のイベント、ニチレイ「お弁当ミーティング」を開催し、午前・午後の部を合わせて41人の消費者が参加した。
同イベントはファンコミュニティ「ニチレイほほえみテラス」の活動の一環として実施。
その中で、担当者が今秋リニューアルした新ブランド「ニチレイのお弁当にGood!」に込めた想いと開発の裏側について話した。同社では今秋、従来パッケージに記載していた「小さな便利おかず」というブランドを刷新し、食べる人だけでなく作る人にも寄り添うブランドとして再定義した。「Good」には3つの意味が込められており、冷めた状態でも一番美味しく食べられる品質の「グッドテイスト」、いつまでも変わらない定番の味付けと安心感を提供する「グッドマインド」、自然解凍など時短で使いやすい「グッドタイム」を体現しているという。
そして、ライン&マーケティング戦略部商品第二部国内チキン&食肉戦略グループの佐藤卓史氏、同商品第一部 中華・スナック戦略グループの和田くるみ氏が、それぞれが担当する主力商品「ミニハンバーグ」、「パリパリの春巻」について、製造工程の動画を交えて紹介した。
年間1億個以上消費されている「ミニハンバーグ」は、X線検査を用いた徹底した異物除去と、ダブルベルトオーブンで両面から一気に焼き上げることでふっくらジューシーな食感を実現している。この秋のリニューアルでは厚みを増し、肉感をさらにアップさせた。
一方、発売30周年を迎えた「パリパリの春巻き」では、業務用商品の製造で培った技術を活かし皮のパリパリ感を向上させたほか、中具のオイスターソースとごま油を増量し、より本格的な中華味に仕上げた。1分間に500~600個の春巻が製造される様子など、普段見ることのできない製造ラインの映像に参加者も見入っていた。
その後、参加者は17種類の冷凍食品から気に入った・気になる商品を自由に組み合わせたオリジナルお弁当を作成し、試食しながらグループワークを行った。
最後に行われたアイデアの共有では、お弁当作りの実態や今後の商品に対する熱い要望が多数寄せられた。参加者からは、時短やタイムパフォーマンスを意識する一方で、「酢豚や青椒肉絲のような、歯ごたえのある本格的なおかずがお弁当にも欲しい」という声が上がった。
さらに、お弁当のおかずが「茶色」になりがちだという悩みに対し、「茶色いおかずは美味しい証拠。冷凍食品をうまく活用して選ぶ楽しさを味わいたい」と前向きに捉える意見が出た。ある参加者の「お弁当作りを続けるためには頑張りすぎないことが大事」という言葉に、社員は「冷凍食品は愛あるお弁当作りをサポートする存在。これからも無理なく続けられるよう、皆さんを支える商品を作っていきたい」と応え、生活者のリアルな声と開発者をはじめ商品にたずさわっている社員たちの想いが交差する交流の場となった。
〈冷食日報2026年10月9日付〉









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