●『無印良品』のパスタソースとパスタに新商品が登場。開発者がイタリア現地で学んだ味が商品化されたとのこと。
衣類や日用品など暮らしに寄り添うアイテムを揃える『無印良品』。食品部門の人気も高く、インドやタイのカレーなど本場の味わいに寄せて作られていると評判です。

既存のパスタソースのリニューアルとともに新作のパスタとパスタソースが登場しました。本場イタリアで学んだ本格派とのこと、今回は新作4種類のパスタソースを食べ比べてみました。
本場イタリアで学んだ味。シンプルで美味しい現地の「ポモドーロ」が絶品

まずは「ポモドーロ」から。ソースの量がたっぷりで、パスタにしっかり絡みました。これは間違いなく美味! ポモドーロは日本ではメジャーではないかもしれませんが、トマトとチリ、ニンニクとシンプルながら食べごたえのある味です。お好みでオリーブオイルをかけたら、本格派のイタリアンレストランで出てくるやつです。これがレトルトというのだから驚き。
シンプルなソースが美味しいと俄然、他のソースも気になるところ。
たっぷり入った濃厚な「ピスタチオクリーム」

次は4種類の中で一番お値段の張った「ピスタチオクリーム」。クリームソースにパルメザン、ピスタチオを合わせた濃厚なテイスト。おすすめのリガトーニに絡めていただきました。
先ほどの「ポモドーロ」同様、ソースたっぷり! 粘度がしっかりあるのでショートパスタにもよく絡みました。これは、まごうことなくお店の味。1袋550円でも安く感じるくらいのクオリティーです。ピスタチオの香りと濃厚なクリームが相性バツグン。
市販ソースの中ではダントツの美味しさ「ポルチーニクリーム」

「ポルチーニクリーム」も期待を裏切らない香りとクリーミーさ。「ピスタチオクリーム」のインパクトに押され気味で、少し印象薄く感じてしまいました。しかしながら市販パスタソースの中で出来栄えはトップクラスです。
パレルモ伝統の「いわしとフェンネル」。新作パスタも本格派

こういう食べ方もあるのだと新鮮だったのが、「いわしとフェンネル」。
「リガトーニ」と「チェレンターニ」も、パスタそのものの小麦の香りが豊かで、プリッと弾力があります。時間が経っても触感が良いので、おもてなし料理にも一役買いそうです。
調査結果

『無印良品』のパスタソースは、今回のリニューアルと新商品により、もっと美味しく進化しました。手軽なのに味は専門店級なので、仕事で疲れた日のご褒美ご飯にもピッタリです。
(撮影・文◎亀井亜衣子)