●都内7店舗を展開する『三浦屋』が支持される理由を探った!
1924年、武蔵野市吉祥寺に煮豆屋としてスタートしたスーパーマーケット『三浦屋』。来年創業100周年を迎えるとのことで、10月某日に初のプレスツアーを開催しました。
全国の美味しいものが揃う、をコンセプトに都内に7店舗を展開。各部門に専属バイヤーを配置し、これまで約5万種類もの商品を発掘してきました。地方の知られざる逸品を揃えて、常時1万種類もの商品を用意しています。
人気の秘訣は「マニアックな品揃え」にあり

他のスーパーマーケットにはない品揃えのマニアックさがポイント。野菜は『大田市場』、『多摩青果』、『八王子農業研修農場』などから仕入れ、フレッシュなものが揃います。
鮮魚コーナーで目利きのバイヤーがいるかわかる

個人的には、スーパーマーケットのお気に入り度は、鮮魚コーナーで決めています。新鮮なものを入荷できるか、バイヤーの目利き力はあるか、卸業者との信頼関係があるかどうかが、品ぞろえに影響するところ。『三浦屋』では、秋刀魚なら丸まると太ったものを、秋鮭ならオスをと最も美味しい鮮魚を揃えています。
棚を眺めるだけで楽しい品揃えの豊かさ

飯田橋駅という土地柄、世帯収入の高い層をターゲットに据えていると考えられますが、味と品質から考えると適正価格どころか、お得とさえ感じる商品が揃っていました。良い意味で既視感のある品が少なく、棚を眺めているだけでも楽しくなりますよ。
バイヤーおすすめの逸品はこれ!

今回、プレスツアーで最も気に入った商品がこちら。某レストランのドレッシングの味からヒントを得たそうで、生野菜だけでなく、肉や魚料理にも使える万能さ。玉ねぎ、セロリ、ニンニクに、アンチョビやローストアーモンドを加えたクリーミーで香ばしい一本で、バイヤーおすすめは“納豆ご飯”にかけることだとか!

国産やまと豚と国産牛の合い挽き肉に、国産たまねぎの甘みと深みを加えた「ハンバーグステーキ」。直火でこんがり焼き上げ、温めなおすだけで作り立ての味わいを再現できます。デミソースとおろしソースの2種類を展開中です。
調査結果
『三浦屋』は、日本各地から世界中の美食が凝縮されていました。吉祥寺本店が一番品揃えを揃えていますが、飯田橋ラムラ店でも十分に目利き力を体験することができますよ。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●DATA
三浦屋
https://miuraya.com/