●クリスマスはもちろん、お正月の一品に味わいたい自家製のフライドチキン&フライドポテトのおいしい作り方をプロの料理家が伝授します。
明日はクリスマスイブ。
そこで、クリスマスやパーティで喜ばれる「自家製フライドチキン」と「自家製フライドポテト」の簡単でおいしい作り方をお送りします。
レシピを監修したのは、『食楽web』の人気連載「基本の料理」を手掛けるフードクリエイターユニット「東京ソロごはん。」。プロ直伝の味は覚えておくととっても便利! お誕生日など大切な日の一品料理としても活用してみてください。
スパイシーな大人の味。「自家製フライドチキン」の作り方

「スパイスを何種類もそろえるのは大変なので、黒胡椒と塩胡椒をたっぷり入れて大人スパイシーに仕上げたフライドチキンです」(東京ソロごはん。)
材料(4人分)
・鶏手羽元……300g
・鶏むね肉……300g
・塩……肉の重量の1.3%
A
・溶き卵……1個
・牛乳……大さじ2
・おろしにんにく……1かけ分
・テーブルコショー……小さじ1と1/2
B
・小麦粉……大さじ2
・ベーキングパウダー……5g
C
・片栗粉……大さじ5
・小麦粉……大さじ4
・揚げ油……適量
作り方
1.手羽元は骨に沿って切り込みを入れる

2.むね肉は4等分に切り、厚い部分は込みを入れ開く
3.1と2にフォークで数箇所穴を空ける

4.3に塩をまぶし、全体にすり込む
<point>初めに塩をすりこみしっかり味をつける
5.ビニール袋に4とAを入れなじませ、袋の口を閉じ30分常温に置く
<point>牛乳に漬けることでお肉の臭みを取り、しっとり柔らかくなる
6.5にBを入れ袋の上から揉んでなじませる
<point>卵液に小麦粉を加えると衣がつきやすくなる。ベーキングパウダー効果でサクッとした衣に!

7.バットにCを入れ混ぜ合わせ、卵液をしっかり絡ませた肉を加えまんべんなくまぶす
<point>卵液をしっかりつけてから衣をまぶすと分厚い衣になり、揚げるとザクザク食感に!

8.揚げ鍋に油を注ぎ160℃に熱し、7の余分な粉を払って入れる
<point>低温の油でじっくりと火を通す
9.2分たったら裏返し更に2分揚げ、網バットにとり3分置く
<point>一度取り出し、余熱で火を通す。余計な水分も蒸発してくれる!

10.揚げ油を180℃にし、9を加えて両面きつね色になるまで2分揚げる
<point>高温の油で2度揚げすれば、カリッとジューシーに仕上がる
手間なしでカリッ、ホクホク! 皮ごと食べられる「自家製フライドポテト」の作り方

“じゃがいも選び”は、好みの食感に仕上げるために大切なこと。男爵芋はホクホク、メークインはしっとりなめらかな食感になるので、その日の気分に合わせて作るといいでしょう。
「じゃがいものでんぷん質をとるために水にさらしたり、カリッとさせるために粉をふったりする手間はなし。簡単においしいフライドポテトを作ることができますよ」(東京ソロごはん。
材料(4人分)
・じゃがいも(男爵芋・メークイン)……各2個(550g~600g)
・揚げ油……適量
・塩……適量
作り方
1.じゃがいもはよく洗う。水で濡らして軽く絞ったキッチンペーパーで包み、さらにラップで包む
<point>水で濡らしたペーパーで包むことでしわしわになるのを防ぎ、加熱ムラを防ぐことできます

2.ラップとペーパーを外し、5分ほど置いて触れる程度の熱さになったら6~8等分のくし切りにし、バットに広げ粗熱をとる
<point>切ったじゃがいもは粗熱をとることで水分が飛び、カリッと揚がります
3.揚げ鍋に油を1cmの深さまで入れ、170~180度に熱した油で3~4分きつね色になるまで揚げる

4.3をボールに移し、すぐに塩をふりボールをふってポテトを回転させながら全体に塩をなじませる
<point>すぐに塩をふって、ボールの中で振って混ぜ合わせることで、まんべんなく塩をなじませることができます

じゃがいもは皮付きのまま揚げると、皮の風味もプラスされて絶品の味わいに。余分な水分を蒸発させているので、冷めてもべちゃっとせず、ずっとおいしくいただけます。ぜひお試しあれ!
●料理家プロフィール

東京ソロごはん。
フードコーディネーター・ウエッティと、フォトグラファー・はしもっちゃん 2人によるフードクリエイターユニット。「ひとりごはんが楽しくなるお料理」を毎週金曜日18時YouTubeにて動画配信中!
YouTube Instagram tiktok