台湾の家庭に「一家に1.8台」あるとも言われる定番の調理家電の「大同電鍋」。日本では公式発売から10年間で累計2.5万台出荷というヒットに至りました。

台湾ファン以外のユーザーももちろん多く、日本市場に浸透しつつある万能調理家電です。

料理苦手な人でも超簡単!新しくなった「大同電鍋」で黄金炊き込みご飯を作ってみた
左/新型「大同電鍋」のクリスタルブラック(TAC-06RM)。右/新型「大同電鍋」のミルクティー(TAC-11RM)

 人気の秘密は、構造がシンプルであることに加えて「炊く・蒸す・煮る・温める」と一台で何でもでき、料理が苦手な人でも簡単に調理できる利点にあります。さらにこの秋からの日本の公式モデルでは、「RM」という新型が登場。

料理苦手な人でも超簡単!新しくなった「大同電鍋」で黄金炊き込みご飯を作ってみた
一新された操作パネル

 ブラッシュアップされたいくつかの利点がありますが、筆者が特に良いなと思ったのが、2色の上品なカラーリング変更と操作パネルの一新です。

料理苦手な人でも超簡単!新しくなった「大同電鍋」で黄金炊き込みご飯を作ってみた
こちらが前モデルの操作パネル。新型と比べてみれば、使いやすくなったことに加え、プロダクトとしての完成度がより高まった印象です

 今回は基本性能は変わらずとも、細部をリニューアルしたこの新型「大同電鍋」を使い、黄金炊き込みご飯を作ってみることにしました。

手間は「具材の炒め」だけ。あとは「大同電鍋」に全部お任せ!

料理苦手な人でも超簡単!新しくなった「大同電鍋」で黄金炊き込みご飯を作ってみた
「大同電鍋」があれば、誰でも簡単にできる「黄金炊き込みご飯」

「大同電鍋」を使った「黄金炊き込みご飯」のレシピは以下の通りです。事前に具材を炒める必要はありますが、手間と言えばせいぜいこれだけ。あとは普通にお米を研いで、「大同電鍋」をセットすれば、炊き上がりを待つのみです。

◎材料(2~3人分)

・鶏もも肉……1枚
・無塩バター……10g
・白米+玄米(1.5:0.5)……2合
・水……1.8軽量カップ(約330ml)
・栗(皮むき)……12個
・人参……小1本
・椎茸……2枚
・ミックススパイスソルト……少々
★タレ
・すき焼きのタレ……60ml
・水……30cc
・しょうが(みじん切り)……1かけ

◎作り方

1.バターで鶏もも肉を香ばしく焼き、★タレを加える。

2.半分に切った栗、人参の角切り、椎茸を加えて炒める。

料理苦手な人でも超簡単!新しくなった「大同電鍋」で黄金炊き込みご飯を作ってみた
バターで鶏もも肉ほかの具材を炒める

3.洗ったお米の上に炒めた具材をのせる。

料理苦手な人でも超簡単!新しくなった「大同電鍋」で黄金炊き込みご飯を作ってみた
「大同電鍋」の内鍋にお米と具材をのせる

4.内鍋に1.8カップ、外鍋に1カップの水を入れて炊飯スイッチを押す。

料理苦手な人でも超簡単!新しくなった「大同電鍋」で黄金炊き込みご飯を作ってみた
水を入れたらスイッチオンでただ待つだけ!

5.スイッチが上がったら、約15分蒸らす

6.蓋を開け、ミックススパイスソルトを少々加え、しゃもじで具材とご飯を混ぜて完成!

見た目よりさっぱりした味わいの「黄金炊き込みご飯」

料理苦手な人でも超簡単!新しくなった「大同電鍋」で黄金炊き込みご飯を作ってみた
ついに炊き上がった「黄金炊き込みご飯」

「大同電鍋」は外鍋の水がなくなると、自動的にスイッチが上がります。今回の「黄金炊き込みご飯」の場合、その後15分ほど蒸らす必要がありますが、逆に言えば「待つ我慢をする」くらいしか手を加える必要がないということ。

料理苦手な人でも超簡単!新しくなった「大同電鍋」で黄金炊き込みご飯を作ってみた
見た目よりもアッサリいただける「黄金炊き込みご飯」

 果たして、完成した「黄金炊き込みご飯」の味はというと、これが美味! 上のレシピだけをみると、味が濃いめではないかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

 鶏もも肉、栗、野菜の具材の風味が複雑に絡み合いながらも、玄米が入ってることもあり意外とさっぱりとした奥ゆかしい味わいでした。これは良いです!

年末年始の「おうち時間」を彩ってくれるかも?

料理苦手な人でも超簡単!新しくなった「大同電鍋」で黄金炊き込みご飯を作ってみた
「大同電鍋」で簡単に作ったメニューが年末年始の「おうち時間」を彩ってくれることでしょう

 簡単で多目的に使える「大同電鍋」なので、これ1台で日常的にフル活用するのも良いですし、特に人が集まる機会が多くなる年末年始の「おうち時間」の場面で、いつもの料理に一品加えるために使ってみるのも良さそうです。

 また、近年では筋トレを行う人たちの間で「油を使わない蒸し料理でのダイエット食の調理」アイテムとしての広がりもあるようで、「大同電鍋」の評価はますますの高まりを見せています。

 まだ持っていない人は、そろそろ1台手に入れて、今回のような「炊き込みご飯」はもちろん、さまざまな調理に挑戦してみてはいかがでしょうか。

(取材・文◎松田義人(deco))

編集部おすすめ