“ほったらかし調理”ができると人気沸騰中の「電気圧力」をご存知でしょうか? 火にかける「圧力鍋」や「スロークッカー」などもありますが、より早く安全で、手軽に料理が完成すると人気を呼んでいます。仕事から帰ってからでも、手間暇かけたような込み料理やモチモチの炊きたてごはん、栄養たっぷりのおかずが短時間で作れるのは魅力的ですよね。

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

 様々なメーカーがこぞって「電気圧力鍋」を展開していますが、今回著者が感動したのがこちら。調理の簡単さ、大きさ(容量)、デザイン、その全てにバランスがとれた「Re・De Pot(リデ ポット)」。最大のポイントは “たった25分で毎日特別ごはん”が作れること! 使えるデザイン家電で人気を呼ぶ『A-Stage』が開発した新商品です。

 では、この魅了してやまない「Re・De Pot」のポイントと、実際に調理した絶品料理をご紹介していきましょう!

食卓でも映えるシックなデザインが素敵

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

 まず、キッチンに置いてあるだけで心が沸き立つ斬新なデザインが魅力的。キッチン棚にこのシックな黒い圧力鍋が置いてあるだけで、オシャレ見えします。見てるだけで料理をするワクワク感も沸き立ち、来客があったらそのままテーブルに置いて料理を装ってもいい。そんな風情があります。

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

 内部の構造は炊飯器そのもの。内がまや内蓋、計量カップなどが付きます。異なる点は、圧力鍋ならではの「圧力切換弁」が付いていることでしょうか。

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

 ではなぜ、たった25分で調理が可能なのでしょうか。それは、密閉された庫内が1.8気圧・100℃を超える高温・高圧になるため。白米や炊き込みごはんも粒立ちの良いホクホクの状態で炊き上がるのです。

 本体には、時間がかかる角煮やシチューをあっという間に作り上げる「圧力」調理はもちろん、火加減が難しいロールキャベツなどを一定温度で調理する「スロー」、作り置きの料理を温め直す「温め」という3つの調理モードがあります。

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

 さらに、メニューを選択するだけで簡単調理ができる「オートモード」も8つ、搭載します。炊飯から無水カレー、角煮などの時間がかかる煮込み料理まで、あっという間にワンタッチでできるのですから嬉しいですね。

 でも、何を作ったらいいかわからない…。そんな人でも大丈夫。「基本のレシピ」ブックも付属するし、HPでは順次、人気フードディレクターが考案するレシピが公開されるので、逆に料理のレパートリーが増えますよ。今回は、レシピの中からいくつか実際に調理してみました。

基本はふっくらモチモチ! 「白米ごはん」

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

 やっぱり最初に気になるのは、「どれだけ短時間に、美味しい白米が炊けるのか」。いつもの要領で米をとぎ、通常の炊飯器同様、メモリーに合わせて水を入れたら「メニュー1(炊飯モード)」を押してスタート。ちなみに白米は4合まで炊けます。

 この際、圧力切換弁から蒸気が逃げないように「密封」になっていることを確認しましょう。

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

 少しすると、「ピッ!」という音がしてびっくり。「えっ? もう炊けたの?」

 圧力切換弁の横にある「圧力表示ピン」が下がっているので、上に上がるまでしばし待機。

その後、恐る恐る蓋を開けてみたら、ふっくら粒立ちのごはんが炊き上がってるじゃないですか!

 これには感動。およそ“25分”という早炊きのような速さ。そして、翌日もこのモチモチ感は持続していました。これなら仕事から帰ってきて「ごはん炊くの忘れた!」というときでも安心ですね。

無水調理で味わい深い「2日目カレー」が完成!

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

 やっぱり作ってみたくなるのが定番の家庭料理、カレー。圧力鍋ならではの「無水カレー」は、野菜と肉の旨みがたっぷりと染み出してきて栄養も満点です。

材料(2人分)

・たまねぎ(中)……1個
・じゃがいも(中)……1個
・にんじん……1/2本
・トマト(大)……1個
・ナス……1個
鶏肉(もも)……1/2枚
・コンソメキューブ……1個
・ローリエ……1枚
・カレールゥ……2人前分
・塩コショウ……適量

作り方

1.たまねぎは約1cmのくし切り、にんじんは縦に6つ割り、じゃがいも、鶏肉は一口大に切ります。著者は今回、よりジューシーに仕上げるため、トマト(角切り)とナス(乱切り)も投入しました。

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

2.鍋にたまねぎ、じゃがいも、にんじん、トマトとナス、鶏肉の順番に入れて、細かくしたコンソメキューブ、ローリエを入れたら本体にセット。無水カレーモードの「メニュー3」を選んだら、調理スタート。

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

3.約15分ほどで、あっという間に調理が完了。さらに「圧力表示ピン」が下がるまで、5分ほど待ちましょう。この間が、より素材が美味しくなる仕上げ時間。最後にローリエを取り出し、ここでカレールゥを投入。

よくかき混ぜたら完成です!

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

 野菜の旨みや水分が溶け出した「無水カレー」はジューシーでありながら、まるで2日目のこなれたカレーのような味わい深さ。素材を切って圧力鍋にかけるだけで、下準備も入れて30分以内で出来上がるうえ、こんなに美味しいなんて衝撃でした。

暑さも吹き飛ぶ美味しさ!「ピリ辛ジューシースペアリブごはん」

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

 お次は「Re・De Pot」のHPに掲載された、フードディレクター・川上ミホさんのレシピ「ピリ辛ジューシースペアリブごはん」にもチャレンジ! 暑くなってくるこれからの季節にぴったりの一皿ですよ。

材料(2人分)

・米……2合(300g)
・スペアリブ……4切れ
醤油……大2
・みりん……大1
・豆板醤……小2
・パクチー……適量

作り方

1.米を研ぎ、釜に入れます。2のラインまで水を注いだら、大さじ4の水を取り除きましょう。

2.ボウルに醤油とみりん、豆板醤を混ぜてタレを作り、スペアリブを加えて絡めておきます。

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

3.1の米の上に、2をタレごと加えて、「モード1」で炊き上げます。

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

4.炊き上がったら、全体をほぐすように混ぜて器に盛り、刻んだパクチーを散らしましょう。醤油と豆板醤を混ぜ合わせたタレ(分量外)をかけると、よりパンチのある辛さを実感!

「Re・De Pot」はやはり炊飯器のような役目を果たすので、炊き込みごはんのような料理が美味しくないわけがありません。お肉はホロホロ、ごはんは粒立ちでふっくら。30分ほどでこんなに簡単に、絶品のアジアン料理ができてしまいました。このメニューは我が家で大ヒット。すっかり定番料理に仲間入りしました。

電気圧力鍋「Re・De Pot」を使ってみたら、煮込みも炊飯もレストラン並みの仕上がりになった!

 久しぶりに調理家電でこんなに感動するとは思いもしなかった著者。電気圧力鍋「Re・De Pot」がキッチンにあるだけで、気分も上がれば、料理の腕前も上がります。これがあれば、仕事から帰って「夜ご飯どうしよう?」と慌てふためき、適当なごはんを作る日々から解放されそうです。

(撮影・文◎草地麻巳)

●DATA

電気圧力鍋「Re・De Pot(リデ ポット)」

希望小売価格:14800円(税込)
サイズ:W288×D222×H244mm、約2.8kg
調理容量:1.2L
予約調理:最大12時間
カラー:ブラック、レッド、ネイビー
製造国:中国
https://re-de.jp/

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