約3年前、大分県からスタートして、熊本、博多、長崎、宮崎、そして大分空港に戻る“九州食い倒れツアー”をしました。知人らに「九州は食べ物が旨い」と言われ続け、やっと念願が叶った旅でした。

 旅も終わり、大分空港で土産コーナーをふらついていた時のこと。販売員のおばちゃんに、とある「からあげの素」をおすすめされたのです。名物の箱菓子や超高級な明太子を勧められるのかと思っていたら、地元のコンビニやスーパーにも売っているような1本287円の「からあげの素」を勧められるとは。

「私も家でよく使うのよ」というおばちゃんの言葉を信じて、とりあえず1本だけ買って帰ることにしたのですが、これが後々「もっと買ってくればよかった!」と全力で後悔した、自分史上最も美味しい「からあげの素」だったのです。

自分史上最高に美味しい「からあげの素」を見つけた!

 それが、こちら。『フンドーキン醤油』が製造する「からあげの素」です。名物の「大分からあげ」を簡単に作れるこの一本。大分県では唐揚げを専門店で買う家庭が多いようですが、このタレがあれば全国各地どこにいようが即席で大分からあげを量産できます。漬け込む時間も短く、食べる分だけを仕込めるので本当に便利なのです。

甘めの醤油ダレで絶品の「大分からあげ」が完成!

自分史上最高に美味しい「からあげの素」を見つけた!

 とにかく、味が良い。薄口醤油ベースの甘めなタレに、生姜やニンニクの香味野菜がソフトに香ります。塩加減も絶妙で、醤油の角もなく、濃い味が苦手な子どもでも食べやすい味です。

 そういえば、大分県で食べた全ての料理は「味付けが甘め」だったんです。

素材を活かした控えめな味付けで、どれを食べてもいい塩梅。この唐揚げの素も、まさにそんな味付け。甘めの醤油ダレがたまりません!

自分史上最高に美味しい「からあげの素」を見つけた!

 味の良さもさることながら、使い勝手の良さもお気に入り。漬け込み時間、約10分で肉がプリッと柔らかくなり、味がしっかり染み込みます。急いでいるときは5分くらいで揚げ始めてしまうこともありますが、タレが浸かった状態で片栗粉をまぶすので、味もしっかりのってくれます。

自分史上最高に美味しい「からあげの素」を見つけた!

 最初から高音であげるとすぐに焦げてしまうので、最初は中火で肉に火を通します。ときおり空気にふれさせながら、最後は高音でカリッとさせます。外はカリカリの衣でしっかりガード。だから、中はふっくらジューシーな唐揚げが出来上がります。超簡単なのに、専門店で買ってきたような仕上がりになるのです。

冷めても美味しいのも魅力の一つ!

自分史上最高に美味しい「からあげの素」を見つけた!

 最強のご飯泥棒であり、酒のつまみとしてもバツグン。揚げたては言うまでもありませんが、わざわざ次の日に食べる分まで多めに作ります。

この唐揚げは冷めてからも実力を発揮するからです。

 冷めるとよりタレの味が肉全体に行き渡ったような味わいになり、しなしなの衣すら愛おしいほどに旨いのです。ニンニク入りですが、匂いはほとんど気にならないので、お弁当のおかずにもおすすめ。あの時、私にこのからあげの素をすすめてくれたおばちゃん、ありがとう!

●DATA

フンドーキン からあげの素

内容量:230g
価格:297円

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